日が当たりすぎただけでも、アクが回ってしまうたけのこ。鮮度がおいしさを左右する春の味覚です
春になると、ひょっこりと土の中から顔を出して、グングンと伸びるたけのこ。掘り出したたけのこは鮮度が落ちるのが早く、時間が経つと、アクが回り始め、皮の色が黒くなり始めます。そこで、手に入れたたけのこはできるだけ早くゆでることが大事です。今回は、初めての方でも分かりやすいゆで方をはじめ、たけのこの選び方や保存方法などを紹介していきます。
たけのこの栄養のハナシ
実はたけのこの栄養面はさほど期待できません。強いて挙げるなら、整腸作用のある食物繊維と、塩分を排出してくれるカリウムが含まれています。また、うまみ成分でアミノ酸の一種であるグルタミン酸、チロシン、アスパラギンを含み、疲労回復の効果が期待できます。
たけのこの選び方
新鮮で、エグミの少ない、おいしものを選びましょう |
- 小ぶりで、ずんぐり太く、ずっしりと重みのあるものを選びます
- 皮にツヤと湿り気があるものは新鮮です。湿った泥がついているものなどは、掘り立てでしょう
- 根元に赤いイボイボが少ないものを選びます。
- 頭が黄色く、開いていないものを。緑色のものは、育ちすぎて、エグミが強くて固くなっています
たけのこの保存方法
ゆでてから保存が鉄則です |
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