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【レシピ】くず野菜を有効活用!ぬか床作り

今年こそは「ぬか床」作りにチャレンジ!MYぬか床で我が家の味に差をつけませんか?

執筆者:山本 なほ

冬のワンプレートレシピ
【自家製のぬか床を作ろう!簡単レシピ】
ぬか床レシピ…2P

美味しい漬けものを食べると日本人に生まれて良かったと実感します。
特に日本を代表するスローフード「ぬか漬け」は、ビタミンB1が豊富なうえ、乳酸菌の整腸作用も抜群です。ぬか漬けに欠かせない「ぬか床」は、米ぬかと塩、水分を混ぜて乳酸発酵させたもので、昔の家庭には必ずあった伝統食でした。しかし、残念なことに今はとても希少なものになりつつあります。
敬遠される理由は、管理が難しい・・・とか匂いが嫌・・・など。ぬか床は生き物なので確かに扱いには注意が必要ですが、コツを掴めばそれほど面倒ではないはず。今回は少量で作るレシピをご紹介しますので、是非トライしてみてください。


まず、ぬか床作りのポイントを確認しましょう。

前回ご紹介した【自家製酵母作りにチャレンジvol.1】自家製酵母作りとは少し異なり、手を入れて空気を含ませることがとても重要です。

(1)ぬか床は酵母菌と乳酸菌を含む発酵食品です。空気を好み繁殖しますので、1日2回底をひっくり返すように全体をかき混ぜます。夏は必ず2回、冬は最低1回混ぜてください。

(2)発酵の進み具合は環境や季節で変化します。ご紹介するレシピは、
約1週間~10日でぬか床完成となります。(あくまでも目安に。)発酵が遅い時は、ヨーグルト大さじ1・ビール100cc程度を加えて発酵を促すか、出来あがったぬか床を分けて(床わけ)してもらうのがコツ。夏は発酵も腐敗も早いので、長期間家を空ける時は冷蔵庫で保存しましょう。

(3)ぬか床が完成したら、冷暗所で保存します。野菜を漬けない日も必ず床をかき混ぜてください。万が一カビが付いたり、腐敗して粘り気が出てしまったら、はじめから作り直すことをおすすめします。慣れている方は、卵の殻や辛子を入れて酸味を調整したり、環境に応じて配合を替えたりすることもあるようです。初めての方は、まず基本の材料で安定したぬか床作りを目指してくださいね。

(4)ぬかを購入する手段は?
・精米した際に出るぬかを使用
・米屋で分けてもらう(安価で分けていただけます)
・市販のいりぬかを使用。商品によっては、発酵しやすいように乳酸菌が添加されていたり、唐辛子・昆布が含まれています。

次のページで「ぬか床」レシピをご紹介します。
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