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どれがオススメ?植物栽培キット徹底比較(3ページ目)

雑貨屋さんなど、身近なところで手に入る植物の栽培キット。手軽に植物を育てることができ、最近人気です。様々な栽培方法のものがありますが、初心者でも安心して育てられるのはどのタイプ?徹底比較してみました。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド


第2位 種を取り出して撒くだけの、Stand 'ART'pack

Stand 'ART'pack
これが、乾いた状態のハイドロボール。
絵画や写真を飾るようにプランツを楽しみませんか?というコンセプトの、Stand ‘ART’ pack。グラフィックデザインされたビニールのパックに、ハイドロボールと、草花の種がセットされています。今回選んだのは、ラベンダー‘レディ’という品種です。

パックを開けて、別袋に入っている種を取り出し、まず、ハイドロボールに水を撒き、湿らせます。水を入れると、乾燥していたハイドロボールがシューっという音を立てて水がどんどん吸い込まれていくことに、ちょっと驚きます。培地をまんべんなく湿らせたら、その上に種をばらまいて、明るく暖かい場所に置いておくだけです。


第1位 水にひたすだけ!超簡単なhair LABO Personal

hair LABO Persona
頭髪部分を水に浸すだけ。本体の足元に見えるのが、Syringeという水やり用の器具。
腕組みした人形の頭に、芝生が生えてきて、好みの長さにカットして楽しむ、hair LABO Personal。Brainと呼ばれる頭髪部分に芝生の種がセットされていて、これを、水に4~5時間たっぷりとひたしたら、人形の頭頂部にセットするだけです。

水やりは、注射器型のSyringeと呼ばれる器具で、背中の穴から体内に水をため、Brainについている紐が、その水を吸い上げていくという仕組みです。


簡単だからといって育てやすいとは限らない?!

種まきの手順が面倒な順に紹介しましたが、育てやすさでは、最初に紹介した「パセリン」が、一番簡単なのではないかというのが、私の予想です。通常、種から植物を育てる場合、土が適度に湿った状態を常に保つのが原則で、この培養土が一番、湿度を保ちやすそうだからです。種まきの手軽さでは第1位だった、hair LABO Personalは、種の部分がメッシュで覆われていて、それが常に湿るような仕組みになっているのですが、そこの部分が、どうも乾きすいような気がします。
種をまき終えた栽培キット
種をまき終えた栽培キット。日当たりの良い窓辺に置いて、同じ条件下で生育状況を観察していきます。

今後、同じ条件で育ててみた記録を、「栽培編」としてまとめる予定です。さて、どのような結果になるでしょうか?
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