まぶしたケシの実が、タマゴのようです！　セグロイワシの生姜煮

栄養のカタマリ！鰯には、ニシンを始めとして、コノシロやキビナゴなどいろんな仲間がいます。
夏が近づくと新鮮なセグロイワシが旬になります。鰯の仲間では小ぶりなもので、口のつく位置が真鰯とは違うとても美味しい鰯です。
足が速い魚ですから、できるだけ新鮮な鰯を、できるだけ早く調理してしまうことがとても重要です。

セグロ鰯を梅干しと一緒に煮ましょうか？それとも生姜でクサミをとるのが良いかしら？
今回は、生姜で煮たあとケシの実をカラめました。ケシの実がイワシにカラまって、鰯のタマゴのような味わいを楽しませてくれます。
最高に美味しい味になって、この程度の量ではあっという間に食べ終わってしまいました。
常備菜として煮るには、醤油を多く使いますが、今回は薄味に仕上げてみました。

真鰯も、生姜で煮ると信じられないような味が生まれ出てきます。
養殖などに頼らず、年間を通じて、こんなにおいしい魚が手に入る日本の国の食生活を、もっともっと大切にしなくてはと思いますね。

鍋には細切りショウガ、酢50cc、酒50cc、醤油25cc、みりん25ccを煮立たせておき、水気を切っておいたイワシをそっと加えます。