フランス/南仏・プロヴァンス地方

南仏に移り住んだゴッホの目をとらえた物は… アルル、色彩との出会い

ひまわり、跳ね橋、キャフェテラス。ゆたかな光を求めアルルにやってきたゴッホの才能はここでいっきに花開きました。あの独特の黄色が輝き色彩が躍ります。さあご一緒に南仏を楽しみましょう!

執筆者:赤木 滋生


ひまわり、跳ね橋、キャフェテラス。ゆたかな光を求めアルルにやってきたゴッホの才能はここでいっきに花開きました。あの独特の黄色が輝き色彩が躍ります。プロヴァンスの荒地クロウをうるおす豊かな流れローヌ川の分岐点にあるローマ時代から続く古い町アルル。モノトーンの服に黒髪黒い瞳。独特の文化を持つしっとりと落ち着いた町は輝く光と色とりどりの花々を引き立たせる力強さを持っています。さあ、ゴッホを駆り立てたモチベーションを探しに町を歩いて見ましょうか。

 INDEX
  ■ローマ遺跡とゴッホの町アルル
  ■文化センターにゴッホの名が
  ■広場でホット一息、あっ、ここはあの!
  ■ひまわり畑の向こうには
  ■あれは、跳ね橋!
  ■アルルでのゴッホお役立ち情報


■ローマ遺跡とゴッホの町アルル
広大なローヌ・アルプ平野を流れる大河ローヌ川。地中海に近づき大ローヌと小ローヌ、二股に分かれる根っこに2000年以上も前のローマ時代から栄えてきたアルルの町があります。ここには古い歴史だけでなく、南仏のめぐまれた光りとあふれる自然が芸術家に強いモチベーションを与えてくれました。

パリで同居していたゴッホと弟テオは、個性のぶつかり合いからしだいに同じ部屋での生活に耐えられなくなりました。そこで彼は芸術家仲間との共同生活にあこがれ、印象派の光りや浮世絵の色彩を求めて南仏アルルへの転居を決意します。彼が居を構えたのはSNCF(フランス国鉄)の駅を南に下がったロータリー、マルティーヌ広場のすぐそば。現在そこには彼が住んでいたという印だけが残っています。

彼の住まいはアルルの北東の隅にあり南に大きなローマ時代の闘技場、ランフィテアトルが見えています。町の中心はその西、オベリスクのそびえるリピュブリーク広場。ここを中心として1キロ四方が旧市街、現在もゴッホの時代そのままの生活が営まれています。


□アルル・ルーツーリストオフィス
アルル・カマルグ観光局は日本からの観光客誘致にとても積極的、日本語サイトもありますのでぜひチェックを。ローマ遺跡とゴッホの町アルル
Tel:00 33 (0)4 90 18 41 20
Fax:00 33 (0)4 90 18 41 29



文化センターにゴッホの名が
ゴッホ探しのスタートはまず資料集めから。駅の中にも小さなツーリストインフォメーションがありますが、メインオフィスはリピュブリーク広場の南、ジョルジュ・クレマンソー大通りの向かい側。多くのスタッフと豊富な資料で旅行者の要望にてきぱきとこたえてくれます。
車利用なら市営駐車場がそばにあってこれも大助かり。

さてゲットした地図やパンフレットをチェックしてみればすぐにゴッホの名前を発見するはず。ありました、ありました文化センターにゴッホの名が!その名もヴァン・ゴーグスペース(Espace Van Gogh)。展示会場として公開されており、中庭にも自由に入れます。そしてそこにあるのはまぎれもないゴッホの描いた療養所の庭そのものです。
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