世界一住みやすい町、バンクーバー
バンクーバーのダウンタウンとスタンレーパーク 写真提供:Tourism BC
2010年冬季五輪が開催されたバンクーバーは、成田から日本航空とエアカナダが直行便を運航。所要約9時間で、カナダのみならず、北米でも日本から最も近い都市になります。また、2011年1月31日には
エアカナダが羽田~バンクーバー線の運航を開始。日本からのアクセスは一層便利になります。
バンクーバー都市圏はカナダでは人口が3番目に多いところですが、決して大都会というわけではなく、ダウンタウンは端から端まで歩いて回れるほどのコンパクトサイズ。町中にだって公園が多く、また一歩町を出るとそれこそ手付かずの自然が残っているという、町と緑が調和した美しい町です。その事実はイギリスの経済調査機関による「住みやすさランキング」で過去数年に渡って世界1位を獲得するほど、世界的にも高い評価を受けています。
移民の国カナダの中でも、バンクーバーはアジア系住民を中心に世界中からの移住者が多く国際色豊かな町。町中には中華街、インド人街、イタリア人街などのエスニックタウンが点在しており、それぞれの民族が異国の地で自らの文化を大切にしながら、暮らしています。ということは、さまざまな国の料理が楽しめるということで、しかも本場の味に引けを取らない料理が目白押しです。しかも、太平洋に面した港町であるバンクーバーでは近海で獲れるシーフードが自慢。そうした料理素材の良さと世界各国の「本場の味」を楽しめるということで、バンクーバーは北米でも名高いグルメタウンとしても知られるようになりました。
冬季オリンピック開催されたということで、空港からダウンタウンへの電車「スカイトレイン・カナダライン」の開通するなど、ますます便利に!この記事では、そんなバンクーバーの気候や過ごし方、町の見所をご紹介します。
バンクーバーの季節(天気・気候)
さわやかな気候の夏のバンクーバー 写真提供:Tourism BC
バンクーバーでは3月下旬に桜が咲きます。 写真提供:Tourism BC
一般に、「寒い」というイメージがあるカナダ。バンクーバーは緯度では北海道よりも北にありますし、まして冬季オリンピックが行われた場所。冬の厳しさはどれほどだろうと思うかもしれませんが、バンクーバーの冬は拍子抜けするほど「普通」。まれに見る暖冬ということもありましたが、実際、冬季オリンピック開催中は雪がなくて困ったほどでした。気温は東京よりもほんの少し寒い程度と考えれば良いでしょう。町中では雪が降ることも少なく、気温が氷点下になることはあまりありませんが、冬の始まりと終わりはまるで雨季といってもいいほど、雨が多くなります。こうした冬は11月から始まります。
3月に入ると梅や桜が咲き始め春らしくなりますが、まだまだ気温は低く桜は咲いているのにコート姿の人が大半。気温で考えると、桜が咲いていても4月中旬までは冬に近い状態です。
秋のバンクーバー 写真提供:Tourism BC
5月に入るとさわやかな夏が始まります。近年温暖化の影響か、7~8月には30度を超えるような日も何度かありますが、概ね25度前後の過ごしやすい気候です。逆に夜は10度台まで下がることもあり、肌寒いこともあるくらいなので、秋の始まりくらいの服装を持参してください。
そして9~10月には街路樹が色づき始め、めっきり秋。11月には冷たい雨が多くなり、冬が始まる……という具合です。