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2018年公開の洋画話題作はコレ!専門家注目のBEST10

2018年も映画界は賑やか! 今回は2018年上半期に公開される洋画の話題作を10作品ピックアップしました。人気シリーズの続編やアカデミー賞候補になりそうな傑作が目白押し。今から要チェックですよ。

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド

2018年前半に公開される洋画話題作BEST10!

お正月映画がボチボチ公開されていますが、早々と2018年に飛んで、洋画の話題作をご紹介します。今回は前半に公開される映画が中心。アカデミー賞授賞式が2018年3月4日にあるので、3月は候補確実と言われているハリウッドのイチオシ作品が日本公開されます。これは話題になりそうですね。

『キングスマン:ゴールデン・サークル』1月5日公開

『キングスマン ゴールデンサークル』

(c) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation


大ヒットした英国アクション映画の第二弾が登場。世界的麻薬組織ゴールデンサークルに襲われて壊滅したスパイ組織「キングスマン」ですが、エグジー(タロン・エガートン)とメカ担当マーリン(マーク・ストロング)はアメリカンな同盟スパイのステイツマンと組んで、ゴールデンサークルに立ち向かう……という物語。

前作で死んだはずのハリー(コリン・ファース)が現れたり、ステイツマンのメンバーとしてチャニング・テイタムが登場するサプライスも! スパイとして成長したエグジーの活躍が楽しく、お洒落でキレッキレのアクション&けっこうエグいシーンもあり、前作以上にド派手です。


『パディントン2』1月19日公開

『パディントン2』

(c)2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.


2014年に公開された『パディントン』の続編が登場。パディントンとブラウン一家がスクリーンに帰ってきてくれました。パディントンは、おばあちゃんの100才の誕生日のプレゼントを買うために働きに出ることになりますが、またもやあちこちで大騒動を起こしてしまい……。

騒動を起こしても人柄ならぬ熊柄(?)の良さで愛されるパディントン。英国をポップに彩ったカラフルなヴィジュアルも素敵です。可愛さがパンパンにつまったパート2は、日本語吹替え版のメンバーも続投。パディントンの声は、松坂桃李が演じます。


『ザ・リング/リバース』1月26日公開

『ザ・リング/リバース』

(C) 2017 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.


日本で大ヒットした鈴木光司原作小説の映画化『リング』。ハリウッドでは3度目の映画化で、本作は原作の持つ恐怖をベースに現代風のアレンジを施しています。

見た者は7日後に死ぬという呪いのビデオを恋人の身代わりで見てしまったジュリア(マチルダ・ルッツ)。誰かにコピーを見せれば助かるけれど、どうしてもそれができない彼女は、呪いのルーツを探る……という物語。テレビから這い出してくるサマラ、井戸など、お約束の恐怖がどこで飛び出すかドキドキ。ヒロインが若返り、青春ホラー風味です。


『スリー・ビルボード』2月1日公開

『スリー・ビルボード』

(c)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation


この映画は2017年度のアカデミー賞大本命と言われている作品。アカデミー賞女優のベテラン、フランシス・マクドーマンド主演作です。娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、警察の捜査が進まないことに怒り、大通りの3つの看板(ビルボード)に娘が殺されたこと、警察の捜査が進展しないことへの怒りを公開。それがきっかけで町はおかしなことになっていくのです。

モンスター・ママのミルドレッドの暴走、警察や町の人の動揺など、思わぬ方向へ転がっていく予測不可能な作品です。


『グレイテスト・ショーマン』2月16日公開

『グレイテスト・ショーマン』

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation


ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画が登場。実在した興行師P.T.パーナム(ヒュー・ジャックマン)のサクセスストーリーです。会社が倒産して途方に暮れていたパーナムは、空想とアイデアを武器にショービジネスを立ち上げて人生の再スタートを切るという物語。共演は、ミシェル・ウィリアムス、ザック・エフロン、ゼンデイヤなど。

歌って踊れるメンバーがエンターテイメントの父とも言える存在のパーナムの物語を大いに盛り上げます。音楽を担当するのは『ラ・ラ・ランド』のスタッフというのも期待できますね!


『シェイプ・オブ・ウォーター』3月1日公開

『シェイプ・オブ・ウォーター』

(c)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation


ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督の新作。2017年度のアカデミー賞候補になるであろうと言われている話題作です。1962年を舞台に、政府の極秘研究所で働く声が出せない女性(サリー・ホーキンス)は、アマゾンの神と言われる半魚人に心惹かれていく……。

『パシフィック・リム』『パンズ・ラビリンス』など、独特の世界観を持ったデル・トロ監督が新しい愛の形を生み出しました。「ありのままの私を理解してくれる」とヒロインが夢中になる半魚人。二人を映し出す美しい映像も見ものです。


『リメンバー・ミー』3月16日公開

『リメンバー・ミー』

(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved. (C)2017 Disney. All Rights Reserved.


ディズニー/ピクサーの新作映画がいよいよお目見え! 『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督&『モンスターズ・ユニバーシティ』のエイドリアン・モリーナ共同監督が放つ意欲作。音楽が大好きなミゲルですが家は音楽禁止。それでも彼は死者が家族に会いに来るという日に音楽のコンクールに出る決意をします。そのコンクールでミゲルに不思議なことが起こるのです。

死者の国に迷い込んだミゲルの大冒険を描いた本作。全米での評価は高く、傑作の声も聞こえます。同時上映される短編アニメは『アナと雪の女王/家族の思い出』。『アナ雪』の新作も楽しみですね。


『トゥームレイダー ファーストミッション』3月公開

『トゥームレイターundefinedファースト・ミッション』

(c)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.


大学生のララ(アリシア・ヴィキャンデル)は、幼い頃に亡くした父の遺品とメッセージを受け取ります。それは世界を滅ぼす邪悪な力が封印された墓がある島のことが書かれていました。彼女は父のメッセージの真意を知ろうと冒険の旅へ。

前『トゥームレイダー』のララはアンジェリーナ・ジョリー。肉感的な力強いアンジーとは違い、華奢でお嬢さん風のアリシアが機敏な動きでアクションに挑戦する姿は意外ですが、だからこそ必見です。


『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』3月公開

『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』

(c)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.


ベトナム戦争のすべてを記録した最高機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を巡り、ワシントンポスト社がライバルのニューヨーク・タイムズ社と競い合いながらも政府の圧力に屈せず文書の公開の為に動く姿を描いたスティーブン・スピルバーグ監督の社会派ドラマ。

メリル・ストリープがワシントンポストの発行人、トム・ハンクスは編集主幹。二人がジャーナリスト魂とどう向き合い、どのような決断を下すのか。重量級の見応えが期待できます。ちなみに二人は初共演、意外ですね。


『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』4月27日公開

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

(c)2017 MARVEL


マーベルのヒーローたちが結集した人気シリーズ『アベンジャーズ』の最新作が登場。これまでのアベンジャーズの面々に加え、スパイダーマン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバー、ドクター・ストレンジ、ブラックパンサーなども参戦し、実ににぎやかな作品。

史上最強の敵、サノスに立ち向かうために集まったアベンジャーズ。彼らが個々の力をどのように発揮していくのかが見もの。仲間との絆も含めて、大いにハラハラさせてくれそうです。


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