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“Wi-Fiの見える化”で何が見えるのか?(2ページ目)

無線LANの性能は、同価格帯であれば、どの製品でそれほど差はないだろう。そのような状況の中で、差別化の方向が出てきた。今回は、2016年4月に発売されたAterm PA-WG2200HPの「見えて安心ネット」を例にとって、ほかの無線LANルータにはない便利な機能をレポートしよう。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

不正接続を防ぐ操作


さて、無線LANルータに不明な端末のアクセスがあると以下のようなメールが届く。

2016/04/17 08:42
ATERM-890235が未知の端末からのWi-Fi接続を検知しました。

そこで、インストールした「Atermスマートリモコン」を起動し、「見えて安心ネット」を選択する。

見えて安心ネットの初期画面

見えて安心ネットの初期画面


画面には、予め管理者として登録した端末「お父さん」のアイコン(上)と未知の端末のアイコン(下)が未登録として表示される。

下が不正接続の端末

下が不正接続の端末

ここで、未知の端末の「設定する」をタップする。

次に、下の設定画面で「端末区分」を選択する...

端末区分を選択

端末区分を選択


そして、以下のように「不正な端末」を選択する。
ここで不正接続の端末を指定

ここで不正接続の端末を指定


これで、以下のように「接続を拒否する端末」欄に、先ほどのアイコンが不正端末として登録される。
不正端末に指定できる。

不正端末に指定できる。


以後、登録された端末が接続しようとすると暗号化キー(パスワード)を聞いてくる。ここで、正しい暗号化キーを入力しても、再び暗号化キーの入力になり、いつまで経っても接続することができなくなる。

未知の端末の所有者は、暗号化キーを変更されたと思い、以後は接続しなくなるだろう。

次は、子供の端末の利用可能時間を制限する方法を紹介しよう。

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