『テッド2』とエロコメディ特集(3ページ目)

キャメロンって意外とエッチ映画多し！

『メリーに首ったけ』（1998年度作品）
高校時代に恋したメリー（キャメロン・ディアス）が忘れられないテッド（ベン・スティラー）は、探偵（マット・ディロン）を雇ってメリーを調べてもらうことにするが、なんとその探偵がメリーに一目惚れ。「彼女は超デブだった」とウソの報告をするけれど、テッドはメリーに会いに行き……。

テッドが下半身のトラブルに見舞われたり、メリーが「え！」と思うものを整髪料に使っていたり、下品ネタ満載ですが、ベン・スティラーの勢いとキャメロンの可愛さで一気に見せます。愛犬パフィーのネタも大爆笑。

ファレリー兄弟監督の素晴らしさは身障者を特別扱いしないところ。みんな仲良くギャグに参加して、犬が燃えるシーンは明らかに人形とわかるようにして、それを笑いに繋げるところなど巧い！　笑いの質が特殊なので合わないと唖然としますが、エロコメディの傑作だと思います。

監督：ボビー・ファレリー＆ピーター・ファレリー　出演：キャメロン・ディアス、マット・ディロン、ベン・スティラー、リー・エヴァンスほか


『クリスティーナの好きなコト』（2002年度作品）
本気の恋より遊びの恋を楽しむのが好きというクリスティーナ（キャメロン・ディアス）が、自分に対して高飛車なヤツだと反発してきた男に恋をしてしまう。本気の恋に落ちた彼女の恋愛の行方を描いたラブコメディ。

男子のエロコメディがエッチを真正面から描き、笑いにもっていくのに対して、女子の下ネタは笑いをとるというより「私こんなにエッチなことしちゃった」的な、ちょっとした自慢話に聞こえる風でもあります。男はエッチでもモテるとは限りませんが、エッチな女はモテ女でもありますからね。

この映画は女同士のエッチなトーク満載ですが、キャメロンは下品なこと言っても爽やか！　彼女の魅力は最強ですね。


監督：ロジャー・カンブル　出演：キャメロン・ディアス、クリスティナ・アップルゲイト、セルマ・ブレア、トーマス・ジェーン、ジェイソン・ベイトマン、パーカー・ポージーほか


『SEXテープ』（2014年度作品）
倦怠期の夫婦（ジェイソン・シーゲル＆キャメロン・ディアス）が、かつての情熱を取り戻そうと3時間のセックスを敢行。それをタブレットで撮影するけれど、なんと二人のセックス映像が流出してしまい大慌て！というオバカ夫婦のエロコメディです。

結婚前に情熱的に愛し合う二人。いつでもどこでもエッチできますとノリノリの二人のいちゃいちゃが最初からガンガンいきます。そして倦怠期に突入し、夫婦の危機を脱しようと、また大いにエッチする二人。キャメロンの出し惜しみしない明るいキャラクターにより、セックスシーンは楽しそう。

モジモジしていたら見ている方も恥ずかしくなりますが、あまりにもあけっぴろげなのでイケイケ気分で見られるのです（モジモジしながらエッチする女性の方が好きという男性は、受け付けないかもしれませんが）。

流出した映像を取り戻そうと大騒ぎする姿など、まさにドタバタコメディですが、セックスレスカップルが見れば、もっとセックスにオープンでもいいのかもしれないと思ったりするかもしれません。

監督：ジェイク・カスダン　出演：キャメロン・ディアス、ジェイソン・シーゲル、ロブ・ロウ、ジャック・ブラックほか