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『6才のボクが大人になるまで。』と少年映画(4ページ目)

今回は二人の子役が活躍する新作映画を紹介しつつ、子役主演の名作をお届けします。新作は『6才のボクが大人になるまで。』『天才スピヴェット』。子役映画は今回、少年映画をメインにしてみました!名作揃いですよ。

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド

アメリカンコメディと北欧ホラーの名子役!


『ホーム・アローン』(1990年度作品)
大家族がパリ旅行出発の朝、ドタバタと大騒ぎで出かけたものの、なんと飛行機の中で、ケビン(マコーレー・カルキン)を家にひとり置いてきたことに気付いたパパとママ。一人で家を守ることになったケビンですが、泥棒に入られてしまい……。

小さなケビンが泥棒二人と格闘する爆笑コメディ。家に潜入してきた泥棒をやっつけるべく、家にある物で知恵を絞って武器を作り、泥棒たちをやっつけるケビンに拍手喝采です。ヒヨコのようなマコーレー・カルキンの愛らしさとドリフのコントみたいなベタな笑いが見事にマッチ! マコーレーはこの一作で人気スターになりました。

監督:クリス・コロンバス 出演:マコーレー・カルキン、ジョー・ペシ、ダニエル・スターン、ジョン・ハードほか

『ぼくのエリ 200才の少女』(2008年度作品)
ストックホルムの郊外を舞台に、吸血鬼の少女といじめられっこの少年オスカー(カーレ・ヘーデブラント)が出会い、友情を築いていく。オスカーは彼女が吸血鬼で200才と知っても彼女と離れることはなく……というホラー映画。

ブロンド、色白、暗い眼差しのカーレ・ヘーデランドは吸血鬼に恋する少年がハマリ役! 孤独の陰が表情にはりついているカーレは、相手が吸血鬼でも好きになった以上、自分は愛し愛されたいとついていく。二人の恋心はまるで『小さな恋のメロディ』のような甘さも垣間見せるけど、どこか薄気味悪く狂気じみて、その雰囲気が寒々としたストックホルムの景色に似合います。サンサンと輝く太陽の下にいると溶けちゃいそうな儚さをまとった美少年カーレ。北欧系の端正な美少年好きにオススメです。

監督:トーマス・アルフレッドソン 出演:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデションほか



子役特集、今回は男の子でお送りしました!いずれ子役特集の女の子編もやりますから、楽しみにしていてくださいね!
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