企業経営のノウハウ/社内報の活用法

社内報の企画 マンネリを打破する4つの解決策

マンネリ化しがちな社内報。新鮮で目を引くようなネタを集めるのに苦労している担当者も多いのではないでしょうか。なかでも一番多いのが、「良い企画がでない」という悩み。解決策は4つあります。

豊田 健一

執筆者:豊田 健一

総務人事・社内コミュニケーションガイド

社内報の良い企画、ニュースは現場に出向く

社内報の企画立案。一人で考え、良い企画が出てくることはほとんどありません。そもそも、社内報の読者は誰なのか? 現場の社員の関心事に焦点を当てれば、読まれる企画になりませんか? ニュースは現場で起きている。であるなら、現場の社員の協力を得てはどうですか? 読まれる企画やニュースは、机で待っていても決して集まりません。社内報でも、現場に答えがあるのです。

解決策その1 現場を歩く

なにも情報を持たずに、社内報の企画会議に臨むことはありませんか? その場で考えよう、その場でブレストすればなんとかなる、そのようにして企画会議が始まることは実際多いようです。机の上だけで考え、読まれる社内報企画が思いつくことなんて、あり得ません。
企画を考えている姿

一人で考えても、限界が・・・



むしろ、そのような態度では、発行することだけが目的となってしまいます。会社をより良くしたい、社員を元気にしたいと思うのであれば、現場に出向き、現場の課題や不安、いま社員は何を思って仕事をしているのかを、肌で感じ取る必要があります。よく言われるところの“現場感”が必要です。

現場を歩くことで、例えば、「何か横のつながりが悪い感じがする、組織の壁を感じる」とか、「営業に元気がない、何が問題なのか」、あるいは「この部門は、活気にあふれている、社員が元気だ。一体、何がそうさせているのか?」、このように、知りたいこと、解決したいこと、社内に広めたいことなどを見つけることができます。

ある企業の社内報編集室のメンバーは、昼食は、必ず他の部門の社員と食べるそうです。そのようにして、なるべく多くの現場社員と接して、現場に目を向け、社内報を通じて現場の課題解決をしていこうとしています。社内報の企画ネタは、まず現場で見つけるべきです。

解決策その2 協力体制を整える

社内報の定番コーナー、といえば「ニュース&トピックス」。全国に散らばる拠点からのニュース、さまざまな部署で行われるイベントがコンテンツの中心です。これを社内報担当者一人で集めるのはそもそも無理があります。社内報以外にも多くの業務を抱え、また、出張費の削減もあり、自らが拠点に出向くことは難しい。そこで、通信員制度が多くの企業で導入されています。各拠点、各部門に社内報担当者を配置し、そこでのニュースを流してもらうというわけです。

しかし、ここで注意して欲しい点があります。「何かニュースない?」この聞き方はやめた方が良いでしょう。その場合、その通信員が、「これはニュースだ」と思わない限り情報は流してくれません。他の部署の人にとってはかなりニュースな出来事も、当該部署の人にとっては、普通のことと感じてしまうケースが多いものです。

ですから、「ここ1か月の間の出来事を教えてもらえますか?」、このような聞き方をして、まずは出来事の項目を聞き出します。その上で、編集担当者として、掲載したい出来事をピックアップして、あらためてその出来事について記事を書いてもらう。このようにすることが得策でしょう。多くの社員を巻き込み、組織としてニュースを集めることも必要です。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます