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九州一の規模を誇る熊本城で桜を楽しもう【熊本】(2ページ目)

火の国熊本を代表する観光スポット、熊本城は城造りの名手、加藤清正公の手による名城。石垣の美しさと天守閣、本丸御殿など多くの見所がありますが、春になると熊本城の周囲や城内には桜が咲き誇り、この世の春を謳歌する素晴らしい風景が楽しめます。今回は九州一の規模を誇る熊本城で桜を楽しみましょう。

村田 博之

執筆者:村田 博之

名所・旧跡ガイド

清正公の像から桜に包まれた行幸坂を登る

熊本城の桜(1)

長塀越しに望む熊本城の飯田丸五階櫓。桜に包まれる風景が熊本城にはたくさんあります(2011年4月2日撮影)

熊本城をバックにした清正公の像

熊本城をバックにした清正公の像(2011年4月2日撮影)

それでは、熊本城の桜を訪ねてみることにしましょう。市電の熊本城・市役所前電停で下車し、坪井川沿いに出ると川向こうに熊本城の長塀が見えます。

この川沿いにも桜並木があって、桜を眺めながら歩いていくと行幸橋に突き当たります。

熊本城へ行くにはこの行幸橋を渡っていくのですが、橋のたもとには熊本城を立派に造り上げた加藤清正公の像がありますので、立ち寄ってから城に向かいましょう。

 

熊本城の桜(2)

行幸橋から南大手門、頬当御門へ向かう行幸坂。坂道の両脇に見事な桜並木が連なります(2011年4月2日撮影)

熊本城の桜(3)

行幸坂から望む飯田丸五階櫓と桜並木(2011年4月2日撮影)

行幸橋を渡ると、南大手門、頬当御門(ほほあてごもん)へ続く行幸坂を登ります。この行幸坂の両脇が見事な桜並木となっており、お花見を楽しみながらのんびりと歩くことができます。

右手を見ると桜並木の向こうに飯田丸五階櫓が見えるなどあちこち脇見をしたくなりますが、行幸坂は車が通りますので、注意して歩道を歩きましょう。

 

熊本城の桜(4)

南大手門と桜(2011年4月2日撮影)

南大手門まで登り切ると、城内への入口である頬当御門はすぐですが、風格のある西大手門の雰囲気や南大手門のそばに咲く桜が見事なので、こちらにもぜひ立ち寄ってみて下さい。

 

ここまでたっぷり桜を堪能しましたが、やっと城内の入口にたどり着いた状態です。続いては城内へ入り、桜のある風景を楽しみましょう。次ページに続きます。
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