中国語

中国語学習をふりかえるためのポイント3つ

年度末になり、自分の学びを点検する時期になりました。今年度から始めた方も、何年も続けて学んでいる方も、今一度自分の学習方法をふりかえって、来る4月からの新たな学びに備えましょう!

金子 真生

執筆者:金子 真生

中国語ガイド

ポイント1 学習方法は適切か

語学学習は、教室に通っても独学でも、どちらでも継続可能です。ただし、それぞれにメリットデメリットがあります。

■教室に通う場合のメリット
・定期的に通わなければならないので、必ず中国語に触れられる。また、クラスメートと切磋琢磨できる。
・体系的に教えてもらうことができるので効率が良い(良い教室ならば、という大前提あり)。

■教室に通う場合のデメリット
・費用がかかる。
・通っていることに満足してしまう(これはきわめて危険です)。
・教材が教室指定のものになってしまうと、自分の目指す目標と離れてしまう可能性がある。

それでは、独学の場合はどうでしょうか。

■独学のメリット
・自律的に学習を進めざるを得ないので、情報に敏感になる。
・自分の学びたいことを優先して学べる。

■独学のデメリット
・疲れているときや忙しいとき、サボってしまえという気持ちに負けてしまうことがあり、それが中国語学習をやめさせてしまうきっかけになることがある。
・同レベルの学習者とふれあうことによって得られる刺激が少ないため、自分の実力を内省しにくくなる。
居庸関

居庸関という名の長城。このように長く学習を続けたいものです。


せっかく時間を割いて勉強するのであれば、無駄は避けるべきと思います。今は、どの教室でも無料体験レッスンを実施していますし、これを利用して色々な教室に顔を出してみるといいかもしれません。

そして大切なことですが、漫然と教室に通っているだけでは上達は望めません。ここを誤解している方がたいへん多いです。語学の先生はあくまでも「伝える」ことしかできず、結局は車の運転を覚えるときのように、本人が何度も何度も繰り返しトレーニングする必要があるのです。

次のページでは、教材選びについて見ていきます!
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