英語/捨てる英語の基本情報

単語が分からない! そんな時は「抽象語を捨てる」(2ページ目)

分からない単語が出てきた! 思い出せない! そんな時は、「抽象語を捨てる」こと。

青木 百香

執筆者:青木 百香

英会話術ガイド

それを具体的に伝えるとしたら、何か?

communication

辞書に頼らず会話が弾む!

辞書で調べて、知らない単語を駆使しながらも、相手に通じている間はなんとかなるかもしれません。しかし、一つの日本語で調べたらいくつもの英語が載っていて、どれがどの意味なのか分からないということもあります。さらに、辞書に載っていない言葉もあります。こういう場合、辞書以外に解決の方法などというものはあるのでしょうか?

実は、あるのです。 ある単語が分からない時は、それ以外の方法で、自分の伝えたいことを伝えることができるのです。では、一体どうしたら良いのでしょうか。辞書なくして、自分の伝えたいものを表現する方法は?

それが、「切り捨て英語術
trash

辞書も抽象語も捨てる



今日は、「抽象語を捨てる」方法をお教えしたいと思います。「抽象語を捨て」た結果、どうするのかというと、

スマートで完璧な言い回しにこだわらず、「出来事・事実・発言ベースで話をする」のです。

「弱音をはく=show the white feather」ではなく、

「弱音を吐く→どんな発言をしたのか→もう学校に行きたくないと言った。」という順に、より具体的な場面を思い浮かべます。

例えばここなら、
I said, “I don't want to go to school anymore.”
(日本語訳:「もう学校には行きたくない」と言った。)

で、弱音をはいている様子を伝えることができます。

他にも、「ひきこもっていた」ということを表現したい時は、
「ひきこもる→具体的には何をしていた?→一日中部屋にいた。」という風に、具体化していきます。

I had been in my room and doing nothing all day long without going school.
(日本語訳:学校には行かずに、一日中部屋にいて何もしなかった。)

で、外にでることなくひきこもっていたという事実が伝わります。

ポイントは、分からない単語、直訳したその表現に固執しないこと。そして、頭に浮かべた具体的な情景の中でどこかしら英語にできないかを模索してみること。

コミュニケーションを止めながら、完璧な単語を伝えても会話は盛り上がりません。完璧主義を捨てる。そして、伝わる楽しさを感じてみて欲しいのです。
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