アロマテラピー/アロマテラピーの基礎知識

イギリス式アロマテラピーとは(3ページ目)

英国のアロマテラピーは、精油の身体への薬理作用だけでなく、メンタル、精神・心理面への働きかけも重要視したホリスティック・ケアが主流となっています。英国のアロマの資格情報、スクールもご紹介いたします。

松田 さと子

執筆者:松田 さと子

アロマテラピーガイド

The Aromatherapy Company

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ラベンダー畑にいるLouise Carta さん。(写真右側)

アロマセラピストのLouise Cartaさんが主宰するアットホームな雰囲気のIFPA認定校です。スパトレーニングでは、ホットストーン、ネイティブアメリカンに伝わるヘッドマッサージ、妊婦さん向けのアロマトリートメントなども行われています。

授業は少人数で行われ、受講者の希望によっては、マンツーマン指導もあるなどきめ細やかな指導をしてくれることが特徴です。オリジナルブランドの精油やオ リジナルのスキンケア、ヘアケアアイテム、アロマキャンドルの開発、販売も行っており、製品には、すべてソイルアソシエーション(※)認定のオーガニック 原料が使われています。妊婦の方やベビー用のアロマテラピープロダクトも好評です。 

※1946年にイギリスにて設立された、有機農産物の検査・認証の第三者機関。英国土壌協会。イギリスでは、第二次世界大戦後、荒れ果てた農地・土壌の悪 化を改善しなければならないという想いから設立されました。健康な土壌が健康な植物を育み、それが健康な体を生んでいくという理想的な自然の循環を可能に するのは、オーガニック農法であるという理念のもと、検査、認証を行っています。

  ITHMA(The Institute of Traditional Herbal Medicine and Aromatherapy)

1987年設立。アロマセラピストの教育において国際的に高い評価を受けているIFPA(International Federation of Professional Aromatherapists)の認定校です。 学校長のGabriel Mojay氏は、アロマセラピスト、メディカルハーバリスト、鍼灸・指圧師の立場で、科学、エネルギーなどのあらゆる視点からアロマセラピーをとらえていきます。他校との違いは、東洋医学の陰陽五行説の観点と西洋の自然医学の理念を融合させた内容でしょう。舌診をコンサルテーションに取り入れ、経絡と経穴にマッサージを施す東洋医学的アロマテラピーを提唱し、ひとつのトレンドをつくりました。アドバンスコースも充実しているスクールです。

次ページでは、アロマテラピーの原料にもなっているハーブを見ることのできるガーデンをご紹介します。
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