時短で飴色玉ねぎが5分で簡単にできる方法がある!?
じっくり炒めた飴色の玉ねぎ。カレー、シチュー、ハンバーグなど、さまざまなメニューのレシピに登場します
じっくり飴色に炒めた玉ねぎは、カレー、シチュー、ハンバーグ、オニオングラタンスープなど、色々な料理に欠かせないもの。でも、時間がないととても作れない! そう思っていませんか? 今回はなんと、飴色玉ねぎが5分で完成する驚きの時短技と、便利なアイテムをご紹介します。
飴色玉ねぎが必要だけど、時間がないから……と避けていた料理も、この技を使ってぜひ作ってみてください。
飴色玉ねぎ・時短ポイントは「冷凍」
飴色玉ねぎを短時間で作る一番のポイントは、
「みじん切りした玉ねぎを冷凍しておく」ことです。冷凍をすることにより、野菜の繊維が壊れて、調理時間が短縮されるのです。
普通に玉ねぎを炒めると、15分炒めてもこんな感じ
実際に実験してみましょう。写真は玉ねぎ1個を千切りにしたものを、15分炒めた状態です。生のまま炒めると、弱火でじっくり炒めないと、飴色の玉ねぎにはなりません。しかも火加減が難しく、途中で焦げてしまうことも。
冷凍した玉ねぎを炒めると、最初大量の水分が出てくるため、焦げる心配も激減。油も少なくて済むので健康的です
それでは、冷凍した千切りの玉ねぎを炒めてみます。冷凍したまま、軽く油をひいた鍋に入れて中火で炒めはじめます。はじめ、冷凍された時の水分が多く出てくるので、油をたくさん使わなくても焦げ付く心配がなく、1分ほどで焼き色がつきはじめます。
なんと、5分でここまで飴色に。玉ねぎは冷凍してから炒めるのが、一番効率が良いんですね
あとは火加減を見ながら炒め続けると、5分できれいな飴色の玉ねぎに! あとはここに野菜やお肉を入れて煮込むだけ。圧力鍋を利用すれば、煮込み時間も短縮できるので、時間がなくて諦めていた煮込み料理も、帰宅後に調理して食卓に上げられるように。冷凍の威力ってすごいんですね!
飴色玉ねぎ・さらなる時短ポイントは「フードプロセッサー」
さて次は、さらなる時短を目指します。いくら冷凍玉ねぎが短時間で飴色になると言われても、玉ねぎを切るのが面倒という人もいるのでは。そこで活用したいのがフードプロセッサーです。
写真は、デロンギの4枚刃のフードプロセッサー。以前のフードプロセッサーはすべて2枚刃だったため、刃の当たらない部分になる食材が固まりで残ってしまい、途中で全体を混ぜてから再運転をしなくてはならないことも多くありました。しかしこれは、容器内の上部に刃が加わっているので、一気に食材を短時間でむらなくカットしてくれます。
みじん切りにかかった時間1秒と、驚きの速さでした
実際に玉ねぎ1個分を8等分した状態でセットして、ボタンを押してみました。通常のフードプロセッサーだと、途中で上下を入れ替えたり、混ぜたりの手間を入れて10秒以上かかるところ、
気持ちよく1秒で1個分が粉砕! むらもなく、きれいな玉ねぎのみじん切りが完成しました。これは使えそう。
玉ねぎとニンジン、ニンニクを一気にフードプロセッサーで粉砕してから、ジップロックに入れて冷凍したもの。冷凍庫にいくつか作っておけば、忙しいときに便利
週末など時間があるときにフードプロセッサーを活用して、玉ねぎのみじん切りを作って、ジップロックなどに密封して冷凍しておけば、普段の調理が一気に時短できます。写真は、にんにく、玉ねぎ、人参をこれで一緒に粉砕して冷凍しておいたもの。
自家製冷凍野菜ミックスを使えば、野菜を洗って皮をむき、切る時間がなくなるだけでなく、炒める時間も超最短で済んでラクチン!
こちらも、加熱して1分で全体がほぐれ、5分で飴色でじっくりとうまみが出る炒め野菜となりました。ここにあまりご飯を入れて炒めれば、野菜を切る手間も炒める手間も最短で、チャーハンやピラフが完成。忙しいときには助かります。そのほかにも、余ったセロリやパセリ、根野菜もみじんぎりにして自家製野菜ミックスを作って冷凍しておくことで、さまざまな料理に活用できそうです。
フードプロセッサー&冷凍のあわせ技で、普段の調理が一気に時短。飴色玉ねぎで作る煮込み料理は、じっくり手間をかけた味わいに仕上がり、忙しい日の夕食にもほっこりゆとりが生まれます。まとめて作って冷凍しておけば、1ヶ月ほど保管が可能。ぜひ試してみてくださいね!
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