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フランス家庭料理のテーブルセッティングとは?
料理の出し方は世界各国のお国柄があります |
例えばこんな風に。
1、テーブルセッティングには一人一枚のプレートとカトラリーをセット。この一枚のお皿ですべての料理を食べる。スープが出るときは深めのスープ皿をセットして、スープをいただいたあとも、このお皿でメイン料理を食べる。
2、一度にすべての料理を一人の前に並べず、スープを完食したあとにメイン、サラダという順番で大きなボオルや皿(時には鍋のまま)が食卓に出され、とりわけながらいただくことが多い。(大皿を一度にテーブルにすべて並べるということもあまりしません。「順番に出す」ところがミソ。このほうが料理に集中できるのでバランスよく、余り物を出さずに食べきることができます)
3、スープや料理で汚れたお皿は、フランスパンでふき取ってお皿のおそうじをしながらいただく。レストランではパン皿が出るが、家庭ではランチョンマットの上に直接パンを置くことが多い。
日本ではおかずとごはんと汁物、すべてが出来上がった時点で食卓に並び、料理が食卓に並び終わった時点で食事が始まるのが普通です。大皿でおかずをテーブルに並べ、各自取り分ける方法で食事をする家庭も多いですが、ごはんや汁物、酢の物などの小鉢は各自に並びますよね。つまり、それだけ各自が使う食器の数が多くなる傾向があります。
フランス式に取り分けていただく方法にすると、劇的に洗い物の数は減ります。白米やみそ汁のメニューではちょっと無理ですが、洋食のときは取り入れてみてもいい習慣かも!?
次のページでは、こうした取り分け方式が子どもたちに及ぼす影響について考えます。一人分づつきっちりお皿を分ける方法と、取り分け方式。どんなメリットがあるんでしょうか?
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