ひだのとり方

帯結びをする際によく出てくる、「ひだ」。一口にひだをとると言っても、色々な種類があります。今回は、その中でも代表的なものをご紹介します。複雑なひだでなくでも、ここに紹介してある基本的なひだの種類を変えるだけで、帯結びの雰囲気が随分変わりますので是非挑戦してみて下さい。

基本のひだのとり方

■扇ひだ

扇に似たところから、扇ひだと呼ばれるこのひだは、最もポピュラーなひだ。
左右どちらかの端からひだをたたんでいく。その際に片方の手で帯の先を上に引っ張るようにしてたたむとキレイにできる。
始まりと終わりの向き（上下）が違うのが特徴。羽根を体に付ける際には、裏側が当たる方側を付けるように。

■三つ山ひだ

名前の通り、三つの山があるひだ。扇ひだと共に最もポピュラーなひだ。
真ん中のひだからたたんでいくとキレイにできる。
真ん中の山をやや大きめに作るとバランスが良い。

■箱ひだ

箱のような形をしたひだ。

帯幅の3分の１より2～3mm長く折り上げ、それを折り返す。








上3分の1も同様にして折り返す。









折り返した先が2～3ｍｍ出ている方が表から見た時にキレイ。