外壁・屋根

更新日:2011年07月19日

サイディングの種類と特徴

外壁(装)材としてお馴染みのサイディングには、いくつかの種類があります。ここでは、それぞれの特徴をまとめました。

外壁(装)材は、厳しい自然環境から住まいを守るのと同時に、住まいの寿命にも関わり、また、外観のイメージを左右する大切な素材です。

現在、一戸建てに用いられている主な外壁材は、サイディング、モルタル・塗壁、タイル、ALCなど。その中でも、ハウスメーカー商品の標準仕様でも取り入れられ、価格もデザインも豊富なサイディングは、もっとも多く取り入れられている建材です。

窯業系・金属系・木質系・樹脂系に分類

サイディングとは、ボード状の建材のこと。工場生産のため品質が均一で、下地の合板に釘で打ちつけていくだけと施工性が高いのが特徴です。比較的安価なものはもちろん、さまざまな性能を持つタイプまで、性能も価格もバリエーションが豊富なので、希望に合わせて選ぶことができるのも魅力。また、既存の壁の上に貼り付けることができるリフォーム向けの商品も増え、取り入れやすくなっている外装材といえるでしょう。

サイディングには、構成される素材によって、窯業系、金属系、木質系、樹脂系などに分けることができます。それぞれの特徴をみていきましょう。

窯業系サイディング

リクシル

新シーリングレス工法を実現可能にした窯業系サイディング。汚れを雨で洗い流す防汚機能も [AT-WALL ガーディナル 15VZ シリーズ ルミナードVZ]  旭トステム外装

窯業系サイディングは、セメントなどを原料とした繊維質の木片や無機物などを混ぜ、強化してプレス成形などで板状としたもの。現在、一般的な住宅で最も多く取り入れられている外壁材です。木繊維補強セメント板系、繊維補強セメント板系、繊維補強セメント・けい酸カルシウム板系の3種類に分類することもできます。

硬質で密度が高いため、耐震性や遮音性、防火性などに優れています。商品的なバリエーションも豊富で、シンプルなものから、タイル風、石積み風、板張り風など本物のような風合いを持つ商品まで、さまざまな色やデザインが揃っているので、どんな外観にもコーディネートすることができるでしょう。工場で塗装処理を施したもの、現場で塗装を行う場合の無塗装のタイプもあります。また、価格帯の幅が広いのも特徴です。

最近では、光触媒塗装などを施したり、親水性のコーティングを用いるなど、メーカー独自の工夫もみられるようになりました。色あせ・日焼けを抑えるもの、汚れを防ぐ効果のあるもの、雨水で汚れが落ちたり、長く再塗装をしなくて済むなどそれぞれ特徴があります。


次ページでは、金属系や木質系、樹脂系をみていきます。
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この記事の担当ガイド

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岩間 光佐子

インテリア設計と住宅雑誌編集長の経験を持つガイドが、住まいの設備を詳しく解説。

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