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サイディングの種類と特徴

外壁材として多く用いられているサイディングには、いくつかの種類があります。ここでは、それぞれの特徴やメンテナンスについてまとめました。

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外壁(装)材は、厳しい自然環境から住まいを守るのと同時に、建物の寿命にも関わり、また、外観のイメージを左右する重要な建材です。一戸建てに用いられている主な外壁材には、サイディング、モルタル・塗壁、タイル、ALCなどがあります。その中でも、価格やデザインが豊富で、住宅メーカー商品の標準仕様でも取り入れられるサイディングは、もっとも多く取り入れられている建材です。

素材によって、窯業系・金属系・木質系・樹脂系に分類される

サイディングとは、ボード状の建材のこと。工場生産のため品質が均一で、下地の合板に釘で打ちつけていくだけと施工性が高いのが特徴です。性能や価格、デザインなどのバリエーションが豊富なので、希望に合わせて選ぶことができるのも魅力。また、既存の壁の上に貼り付けることができるリフォーム向けの商品も増え、新築・リフォーム問わず、取り入れやすくなっている建材です。

サイディングには、構成される素材によって、窯業系、金属系、木質系、樹脂系などに分けることができます。

窯業系サイディングの特徴

LIXIL

ボーダー状に積上げた細石のデザインの窯業系外壁材。セルフッ素コートで美しさも長持ち。[AT-WALL15 エモーネデュオSF]  旭トステム外装 

窯業系サイディングは、セメントなどを原料とした繊維質の木片や無機物などを混ぜ、強化してプレス成形などで板状としたもの。現在、一般的な住宅で最も多く取り入れられている外壁材です。木繊維補強セメント板系、繊維補強セメント板系、繊維補強セメント・けい酸カルシウム板系の3種類に分類することもできます。

硬質で密度が高いため、耐震性や遮音性、防火性などに優れています。商品的なバリエーションも豊富で、価格帯の幅も広いのも特徴。デザイン的には、シンプルなものから、タイル調、石積み調など本物のような風合いを持つ商品まで揃っているので、どんな外観にもコーディネートすることが可能でしょう。工場で塗装処理を施したもの、現場で塗装を行う場合の無塗装のタイプも。

最近では、光触媒塗装などを施したり、親水性のコーティングを用いるなど、メーカー独自の工夫もみられるようになりました。色あせや日焼けを抑えるもの、汚れを防ぐ効果のあるもの、雨水で汚れが落ちたり、長く再塗装をしなくて済むものなどそれぞれ特徴があります。また、サイディングの継ぎ目に充填するシーリングを目立たなくすることで、すっきりと仕上がり、目地の汚れの心配がない商品などもみられます。


次ページでは、金属系や木質系、樹脂系をみていきます。

更新日:2013年09月21日

(公開日:2011年07月19日)

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