耐震住宅・住宅工法

更新日:2010年08月02日

外断熱vs内断熱 どっちがいい?!

温熱環境は住まいの快適さを左右します。上手に断熱できる工法はどちらでしょうか。まずは断熱の仕組みを簡単に解説。そして選ぶ時のポイントをご紹介します。外断熱か内断熱かを決める判断材料にご活用ください。

断熱方法で差がつく快適な住まいづくり!

快適な住まいは、間取りはもちろん、設備機器など各部分が総合されることによってできあがります。そこで、意外に重視されていないのが住まいの温熱環境です。温熱環境を一定に保つには、断熱を適切に行なうことですが、断熱材は壁の中に入って目に見えないので、なかなか考えつきません。

近年は、外断熱という方法が注目を浴びていますが、内断熱はよくないのでしょうか。それぞれの特徴を検討してみましょう。
外断熱の特徴 内断熱の特徴
断熱材は外壁仕上げ材のすぐ裏に設置される 断熱材は柱や間柱の隙間に入れられる
建物全体を断熱材で包む 建物の軸組や構造材の部分は全く断熱されない
防湿性が高い 軸組や構造材に湿気ができることもある
建築コストが割高 建築コストは一般的
C値は2平方センチメートル程度 C値は8平方センチメートル程度

※C値…床面積1平米当たりの隙間面積を数値化した気密性能を示す値。小さい数値ほど隙間がないことを示す。
外断熱とは・・・構造体の外に断熱材を張って、外の熱を中に伝えにくくする方法。 外断熱の施工図   内断熱とは・・・従来からの、構造体の内側(同じ位置)に張る方法。
  外断熱の断面図   内断熱の断面図  

外断熱工法
[メリット] ・結露がおきにくい
・構造体を覆うため気密性が高くなる
・柱などの構造体が保護されることになるので痛みにくい
[デメリット] ・工事費が多少高い
・外壁が厚くなるので、敷地廻りに余裕がほしい
・断熱材の上から外壁材を留めるので、地震などの時多少不安
・高気密高断熱になりやすいので換気計画が必要

断熱材はどう選ぶ?ガイド佐川がアドバイス!→P2

1 2
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

佐川 旭

住宅だけでなく、公共建築や街づくりまで手がけるベテラン建築家。

続きを読む

ガイドからのお知らせ

  • 第13回木材活用コンクールで紫波町立星山小学校が特別賞に輝きました!10/04/30
All About Good Answers Topics

回答募集中のトピック(お題)

回答できるものを探そう Good Anwsersトップへ
今なら最大10,000円の回答キャンペーン実施中!

メルマガ登録

【住宅・不動産メルマガ】一戸建て、マンション、リフォームからインテリアまで、住まいに関するアイデア満載の情報をお届けします。

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック