シモンさんに教わる美味しいパンの食べ方(2ページ目)

ローストビーフとポテトサラダのタルティーヌ

ローストビーフとポテトサラダのタルティーヌは、わさび少々を混ぜたバターを1cmの厚さにスライスしたパン・オ・セーグルに塗り、ポテトサラダとローストビーフ、紫たまねぎのスライスや葉野菜を散らします。和のテイストを取り入れたタルティーヌです。

醤油をはじめ、日本の調味料はフランスのグルメな人たちの間で人気です。半生のローストビーフは辛口のものと合うので、わさびの他にガーリックやペッパー入りのチーズ、青カビチーズなども相性が良いようです。

スモークサーモンとほうれん草のホットサンド

スモークサーモンとほうれん草のホットサンドは、まずパン・ド・ミにマスタードを混ぜたベシャメルソースを塗ります。
ベシャメルソースとはホワイトソースのこと。簡単にするなら缶詰も利用できます。今回はマスタードですが、トマト、卵黄、チーズ、わさび、味噌などを混ぜるとバリエーションが楽しめます。
ベシャメルソースを塗ったら、スモークサーモンと炒めたほうれん草、玉ねぎのスライスをのせ、とろけるチーズをのせて焼きます。ビールに合うサンドイッチです。

チョコとバナナのバゲットサンド

「バナナショコラ」はシモンさんが子供の時から食べていたサンドイッチ。1950年代には今ほど甘いパンがなかったので、学校が終わるとバゲットを買って帰り、バナナとチョコレートを挟んでおやつとしたのだそうです。チョコレートをパンに挟む話はフランスではとてもポピュラー。一人当たり年間7kgものチョコレートを食べるフランス人ならではのおやつですね。「プーラン1848」はシモンさんおすすめの板チョコです。

チョコレートの代わりに、ピーナツバターやゴマペーストもバナナに合います。また、つぶしたバナナに生クリームとココアパウダーを加えてペースト状にしたものをたっぷり塗るのもおすすめだそうです。

パンの美味しい食べ方セミナー

いかがでしたか。ちょっと試してみたくなるものばかりですね。
今月ドンクで予定されている「パンの美味しい食べ方セミナー」は以下の通りです。

◇シモン・パスクロウさんによる「パンの美味しい食べ方セミナー」

ドンク博多阪急店
6月23日（木）15時～17時　

ドンク西宮阪急店
6月27日（月）10時15分～11時15分

◇茶山寿人さんによる「パンの美味しい食べ方セミナー」

ドンク二子玉川店
7月8日（金）18時～19時

7月にはドンク全店で「フランスフェア～伝えたいフランスの味、日本人ブーランジェの味～」の開催が予定されています。詳細は各店舗に直接、またはドンクのオフィシャルサイトをご確認ください。

【関連記事】
ドンク青山店～Aoでフランスパンを愉しむ