インデックスとアクティブ、成績はどちらが優位?
プロが専門的なノウハウを駆使して運用するアクティブファンドと、市場平均と同じ値動きを目指すインデックスファンド、実際の成績で優位なのはどちらでしょうか。
単純に考えるとアクティブファンドのように思えますが、これまでの調査から、大半のアクティブファンドがインデックスファンドに中長期の成績で負けていることが実証されています。では、なぜインデックスファンドは強いのでしょうか? その理由は主に2つあります。
インデックスファンドが強い2つの理由
インデックス運用は、実は洗練された究極のスタイル!?
■その1.コストが安い
インデックスファンドの最大の強みは安いコストです。投資信託で最も注意すべきコストは、保有期間中ずっとかかる信託報酬。たとえば海外先進国株式に投資するタイプで比較すると、アクティブファンドの信託報酬率の平均が年1.67%なのにたいし、MSCIコクサイ指数に連動するインデックスファンドの平均は年0.78%と約2分の1(2010年10月末時点。モーニングスター調べ)。
このコストの差は1年で0.89%、10年で8.9%、20年で17.8%と長期になればなるほど大きな負担となって運用成績に影響をあたえます。多くのアクティブファンドの成績がインデックスファンドの成績を下回ってしまう原因は、この「コスト負け」と言われています。
■その2. 運用の効率が良い
そもそも、「市場は効率的である」という考え方があります。市場の参加者のほとんどはヘッジファンドや機関投資家などの投資のプロ。彼らは日々、あるべき株価水準と現在の株価水準とのギャップを探し出して売買をくりかえしており、そのおかげで株価はつねに適正な水準に収れんされるという理論です。
情報が瞬時にいきわたる今の時代、周囲をだしぬいて割安な銘柄をみつけるのは至難の業。ましてや勝ち続けるのはさらに困難といえます。よってわざわざ勝負しなくても、効率的である市場平均に投資するほうが勝てる確率が高くなるというわけです。
低コストで平均点をキープするインデックスファンドに勝つのはかなり高いハードルといえます。しかし、長期にわたって市場平均を上まわる成績を勝ち取っているアクティブファンドが存在しているのもまた事実。
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