東京の観光・旅行/東京の話題スポット!

スカイツリー周りの観光スポット(4ページ目)

2012年春に開業予定の『東京スカイツリー』。業平橋・押上エリアには日々多くの人が詰めかけていますが、建設中のタワーを見て「ハイ、おしまい」とその場を立ち去ってしまうのは実に惜しい! スカイツリー周辺には、江戸情緒溢れる歴史深いスポットなど、見どころが一杯あるのです。

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド

見逃せない2大老舗スイーツ

長命寺桜もち

『長命寺桜もち』。店内で食べるとお茶がついて1つ250円です

さて長命寺の裏手、隅田川沿いには、ここまで来たら絶対に見逃せない、東京を代表するスイーツの老舗があります。しかも2店舗も!です。

一つは『長命寺桜もち』。なんと約300年の歴史を持つ桜もち(バラ1個180円)です。8代将軍・吉宗の時代に、山本新六という人物が隅田川の土手の桜の葉を集め、塩漬けにして作る桜もちを考案。長命寺の門前で売り始めたところ、花見に訪れる江戸の人たちの間で大人気になりました。決してアクセスの良い場所ではないのに、今でも店は大賑わいです。一番の特徴は、1つの桜もちに葉が3枚も使われていること。香りを楽しみながら葉をはがすと、薄い皮に包まれたこし餡が現われます。葉から移った塩の風味と餡の甘さが絶妙な味わい。300年間続く人気に、深く納得してしまいます。

言問団子

かわいさが、一度見たら忘れられない『言問団子』

そしてもう一つの老舗は『言問団子』。江戸時代末期に創業の和菓子店で、在原業平が隅田川で詠んだ「名にし負はばいざ言問はむ都鳥 我が思ふ人はありやなしやと」という有名な和歌にちなみ、その名がつけられました。店の看板商品・言問団子(6個入1200円)は、小豆餡と白餡で餅を包んだ団子と、白玉粉を餅状にしたものでみそ餡を包んだ黄色い団子の3色で、優しい色合いとまん丸の形がなんとも可愛らしい風情。お土産にも喜ばれることでしょう。

<DATA>
長命寺桜もち
住所:東京都墨田区向島5-1-14
TEL:03-3622-3266
営業時間:8:30~18:00
定休日:月(変更あり)
アクセス:東武伊勢崎線『曳舟』駅より徒歩12分
地図:Yahoo!地図情報

言問団子
住所:東京都墨田区向島5-5-22
TEL:03-3622-0081
営業時間:9:00~18:00
定休日:火(月末、火・水連休あり)
アクセス:東武伊勢崎線『曳舟』駅より徒歩12分
地図:Yahoo!地図情報

スカイツリー全景

ふとした瞬間、スカイツリーをベストポジションでとらえることも!

以上、スカイツリーから歩いて行ける観光スポットをご紹介しました。

どの場所からも色々な表情のスカイツリーが見えるのも楽しいですし、なにしろ位置関係が一目瞭然なので迷子になりにくく大変便利! 最後にご紹介した言問団子のお店から隅田川沿いを下って『言問橋』を対岸に渡れば、そこはもう浅草。元気があれば浅草・上野観光も組み合わせてみてはいかがでしょうか。

<関連記事> 「6時間で巡る! 上野・浅草」
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