言葉の意味を知って、場面によって使い分けて

手紙の中でも間違いやすい敬語ベスト3

手紙の中でもうっかり間違い敬語は多いもの、意味を知って使い分けて

敬語を使う場面といえば、人と直接会っての対面での会話、電話での会話、そして手紙での言葉遣いと、使う場面は多いものです。いざ、お礼状や挨拶状を書き始めてみたものの、言葉遣いや敬語の使い方で迷ったり、うっかり間違えてしまうということもありますね。迷いや間違いを防ぐためには、言葉の意味を知り、相手や場面に応じて使い分けることが大切です。

そんな手紙の中での、間違えやすいといわれる言葉遣いや敬語の、トップ3によくあげられるものを見直してみましょう。

間違いやすい敬語・第3位:「各位」

A:「むさしの○○会員各位殿」
B:「○○保護者各位殿」

■正解と解説
これらはどちらも誤りです。ABともに、「各位」の使い方を間違えてしまっていますね。「各位」とは、集団の中のひとりひとりを指す敬った言い方で、皆様や皆様方という意味を持ちますので、「各位殿」や「各位様」では、言葉の意味が重複してしまいます。会員各位、会員の皆様、会員の皆様方(へ)などの使い方が正しい使用例です。

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間違いやすい敬語・第2位「させていただきます」

A:「メールにて送らさせていただきます」
B:「先日郵送にて送らさせていただきました書類の件でございますが……」

正解と解説
こんな文面を目にすることも案外多いのではないでしょうか? 本来は、「送らせていただきます」が正しい使い方です。「させていただきます」の「させ」は使役の助動詞です。使役の助動詞は「させる」と「せる」とがあり、上一段、下一段、カ行変格活用の動詞の後では「させる」が付き、五段とサ行変格活用の動詞の後では「せる」が付くのが一般的です。ですから、五段活用の「送る」は「送ら+せる」ということになり、「送らせて」が正しい言い方です。

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