いま巷で、注目&人気を集めている“加湿空気清浄機”3機種!その人気の秘密に迫ります。 |
2006年から、本格的な加湿機能が付いた“加湿空気清浄機”が大ヒット。その流れをうけ、今年も、店頭に“加湿空気清浄機”という分類ができるほど、加湿付きのタイプが増えています。そして、さらに先を行く機種も登場し、空気清浄機に新たなスターが登場する予感も!
それでは、2007年秋・発売の新製品から、注目&人気を集めている機種をピックアップし、ご紹介したいと思います。あなたが気になる機種は、どれですか?
<INDEX>
- 1台4役!エアーコーディネーター登場・・・P.1
- 新気流で機構でパワーアップ!・・・P.2
- 全フィルター交換不要で楽々!・・・P.3
- 2007発売・加湿空気清浄機一覧・・・P.4
1台4役!エアーコーディネーター登場~ダイキン
ダイキン・クリアフォース MCZ659-W(参考価格:約9万円) |
■フルシーズン活用できる!
除湿ができるとで、春夏秋冬フルシーズン使えるようになります。狭い日本の住宅事情にはうれしい複合機です。 |
■冬でも湿度コントロールでき、結露防止にも!
冬場の結露は、カビの原因にも!結露対策のためにも、湿度のコントロールは欠かせません! |
もちろん【空気清浄&脱臭機能】は、従来の空気清浄機と同様の技術を採用し、基本性能としてバッチリ。【加湿】はハイブリット式でスピーディーと省エネを両立。また、加湿フィルターが水につからず、必要な時だけ水車が回転し水を汲み上げて加湿する「水車給水方式」を採用し、カビの繁殖やニオイを抑制しています。このように、他の性能に関しても、充分高性能な仕様となっています。
★ガイドの感想★
複合機が好きなガイドにとって、1台4役にはかなり、そそられました。しかし、まだ初代ということもあり、使い勝手で多少気になる点もあります。
(1)【除湿】⇒【加湿】へは自動で切り替わらない...
まずは【加湿】⇒【除湿】への自動切り替えはできるけれど、逆ができないこと。朝方【除湿】に切り替わり、再び湿度が下がっても、自動で【加湿】にはならない訳です。これは、水タンクがひとつのため【除湿】で集めた水をそのまま【加湿】に使うことになるため、衛生面を考慮し、あえてできない構造にしているとのこと。タンクを2つにすることで、問題は解決できるが、本体サイズとの兼ね合いで、今年は見送ったそうです。これができれば、完全お任せ運転ができたのに、残念です!来期に期待ですね。
(2)夏場の【除湿】がやや心配
また【除湿】には、デシカント式を採用しています。デシカント式は、温度が低い冬場には威力を発揮しますが、ヒーターを使うため消費電力が大きいことと、室温が上昇してしまうのが弱点。夏場で、気温・湿度ともに高い場合は、エアコンと使い分けるなど、上手に活用することをおすすめします。
とは言え、空気質の調整に必要な要素が全て搭載された『クリアフォース』は、なかなか魅力的。ダイキンでは、今後もこの「エアーコーディネーター」という新しいジャンルを意欲的に展開していく予定とのこと。来年は、他社も追随するのでしょうか?楽しみですね。
【参考サイト】ダイキン・クリアフォース
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