新気流で機構でパワーアップ!~SHARP
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SHARP・加湿空気清浄機
上:KC-C150(参考価格:約6.2万円)
左:KC-C100(参考価格:約4.5万円)
右:KC-C70 (参考価格:約4.2万円)
※色展開は各タイプにより別 |
昨年、本格的な加湿機能を搭載したことで大人気となったSHARP。2007年秋に発売となった2代目も、引き続き人気をキープしているようです。デザインも一新され、落ち着いた石目タイプと、シャネルの様なキルティングタイプ、どちらも売り場で目を惹きます。特に赤の石目は、シックな仕上がりで和室にもぴったり。このように、インテリアや好みに合わせて選べるのも魅力のひとつ。それでは、今機種の特徴をまとめてみます。
■「新気流」で空気清浄効率アップ!
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ななめ20°のロング&ワイドノズルの「ホルン機構」で新気流を実現。部屋の隅々まで素早く風が届きます。※画像:SHARPサイトより |
一番大きく変わったところは、吸い込みと吹き出しの構造。空気力学を応用し、
室内の空気をできるだけ効率よく吸い込み・吹き出だす「新気流」で勝負。「ホルン機構」により、ななめ20°に吹き出す気流は、天井に沿って部屋の隅々に届くため、室内の空気が確実に対流します。さらに背面全面で吸い込む「背面グリッド機構」でしっかり吸い込むため、部屋の空気が効率よく循環。これにより、吸じん率は従来の1.5倍に!さらに、風量を高めた最大容量タイプでは、吸じん率は2倍と、かなりの性能アップとなりました。
■9段階の「ハウスダストモニター」で効果が見える
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9段階の「ハウスダストモニター」で、部屋の様子を細かく表示してくれます。 |
室内の汚れの度合いが目で確認できる9段階の「ハウスダストモニター」。ホコリセンサーが部屋の様子を細かく検知し、ランプの色でお知らせします。空気清浄のレベルを、9段階もの細かさで表示をしているのはSHARPのみ。性能に対する自信の表れとも言えます。さらに、3段階レベルの「ニオイモニター」と、現在の湿度(目安)が分かる「湿度モニター」とで、室内の状況がトータルで把握できます。
★ガイドの感想★
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効率よい集じんのための「全面背面吸い込み」だが、壁から30cm離さなくてはならないのが気になります。 |
加湿と空気清浄機のパワーが大きい機種から、個室向きの小型まで商品展開が多く、選びやすいのが強み。消費電力・音・フィルターコストなども優秀で、人気があるだけの実力を備えたモデルと言えます。しかし、気になるのが「全面背面吸い込み」のため、
壁から30cm離しての設置が推奨されている点。狭い日本の住宅事情を考えると「壁から30cm離す」ことは厳しいのが現実です。特に、床に置く家電は歩行の邪魔にならないことがベスト。できれば、壁ギリギリに置ける仕様にして欲しかったかなぁ...と思いました。また、昨年の機種ではできた「加湿単独運転」ができなくなったのも残念。常に空気清浄を運転する人は気にしなくても良いでしょうが、加湿だけしたい!と思う人は注意して下さい。
【参考サイト】SHARP・加湿空気清浄機
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