武蔵小杉の4つの魅力、
3つの大きな課題
変わろうとしている武蔵小杉。そこで、今回は現地を隈なく歩いて、その魅力と課題をチェックしてきました。まずは魅力をみていきましょう。足回りはもちろんのこととして、その他で挙げられるのは……
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| 区役所、消防署、警察署、保健所に図書館、郵便局などの公共施設が駅周辺の至近距離内に集中している |
1、中原区の行政の中心であるという点。駅周辺には区役所を始めとした公共施設が並び、さらに再開発地域内にも区民会館などが作られます。
2、平坦な土地である点。東急東横線でも武蔵小杉以遠は駅から坂の多い住宅地が続きますが、この街は、再開発エリア全体も含め、坂がなく、駅から遠くても負担にならない場所です。
3、大学病院やスーパー、銀行など、暮らすために必要な施設はすべて揃っている点。何もない場所での再開発と違い、この街には一通りの施設があります。中でも大学病院の存在は大きいと思われます。
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| 市民ミュージアムや野球場、プールなど、様々な施設の揃った市民の憩いの場、等々力緑地 |
4、多摩川や等々力緑地など、自然にも恵まれている点。多摩川の河川敷までなら1キロちょっと、等々力緑地なら2キロほど、自転車利用なら10分もあれば遊びにいける距離です。また、街中にも桜並木が続く、二ヶ領用水脇の散歩道など、散策が楽しい場所もあります。
では、課題として考えられるのは……
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| 従来商業地域だったエリアでもマンション建設が始まっており、これまでの商店街では足りなくなりそうな気配が濃厚 |
1、人口増への対応。人口が1万5000人も増えるとなると、現在あるものだけでは足りない、混雑するなどの状況が考えられます。小中学校はもちろん、生活に大きく影響するものとしては商業施設不足も予想されます。また、これから作られる駅前広場や新駅は良しとして、既存の駅や連絡通路の拡張、拡幅もありえるのかもしれません。
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| 線路の下を通る通路の中には身体をかがめなくてはいけない場所も |
2、駅周辺の往来の自由度アップ。線路の向こう側に行くために細い地下道を通らなくてはいけないような状況では、人口増に対応できませんし、防犯面も不安。また、駅周辺が全体として開発されるためには、通行上の障壁はないほうがいいはずです。
2006年時点ではガードレールもない場所があるなど整備が遅れていた道路もかなり整備され、歩きやすくなっている
3、道路の整備。周辺を走る中原街道、綱島街道、府中街道、南武沿線道路はいずれも片側1車線。トラックをはじめ、交通量は多いにも関わらず、歩道の整備が遅れています。一部では拡幅の予定があり、土地の確保も進んでいるようですが、合わせて子どもにも安全な歩道が整備されていくことを期待したいものです。また、住民が増えることで交通量も増えます。それに対応した計画でなければ、周辺にも渋滞の影響が出かねません。
将来への期待から
賃料、分譲価格ともに上昇中
東急東横線の東側エリアで工事が残されているのは駅前広場。その向こうの住宅、商業施設はご覧の通り、完成している
課題はあるものの、これからもっと便利に、住みやすくなっていくだろうという期待から、この街の賃料、分譲価格はともに上昇傾向にあります。賃料ではワンルームマンションで7万円~、2DKで11万円~というところで、再開発の進行に伴い、周辺でも建替えが予定されています。それに伴って、古くて安い物件は減少、新しいマンションが増え、相場を押し上げる結果になっています。
ファミリー向き物件も値上がりしています。武蔵小杉のファミリー向き物件は分譲賃貸が主流。家賃の目安は3DKで10数万円、3LDKになると20万円超といったところですが、この賃料を払える人なら、物件にもよりますが、同じ場所での購入も視野に入ってきます。今、賃貸でこの街に住んでいる人なら、分譲物件の動きに注意しておきたいものです。
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| これから5年後、どこまで変わるか、楽しみな街ともいえる |
分譲物件は物件次第。最近の物件では70m
2で4000万円~5000万円台後半となっているので、ファミリー向きなら5000万円をひとつの目安としたいところ。物件数自体は豊富ですが、3~4年前に比べると、買いにくくなった感があります。しかし、まだ物件供給は予定されていますから、今後も探しやすい、選びやすい街とはいえるでしょう。
【シリーズバックナンバー】
「田園都市を代表する優雅な町『たまプラーザ』」
「坂と異国情緒の街『横浜(山手、元町)』
「歴史と未来が交差する街『みなとみらい周辺』
「港町横浜『関内、伊勢佐木町、中華街』
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交通が便利な街
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