「取り柄」って何だろう
謙虚なのは日本人の美徳?!でも、面接では積極的に自己アピールをすることが大切 |
「あなたの取り柄はなんですか?」と聞かれると、何となく答えにくいのですが、「あなたの長所はなんですか?」と聞かれると、「そうですね~、明るいことでしょうか」と何かしら自分の良い部分を思い付くことができると思います。これはちょっとした見方の違いから生まれたものですよね。
■事例
フリーとして仕事を始めたいA子さんが、DTPオペレーター業務の面接にきました。A子さんは、3月からSOHOを目指し、広告代理店を辞めました。前職では、事務の他に簡単な作業も手伝っていたので、ソフトにも慣れています。ただし個人での受注はまだありません。
●Aパターン
「よろしくお願いします。まだ、フリーでの仕事の経験がないのですが、個人として始めたいと思い応募しました。経験があるといっても初心者同然なので、一生懸命勉強させていただきます」
●Bパターン
「これまでは小さな広告代理店の事務をやっていました。事務といってもIllustratorやPhotoshopを使って仕事を手伝うこともありソフトには慣れています。また電話応対や、文書の作成も担当しておりました。よろしくお願いします」
この2つのパターン、同じ人物の答えなのに全く違うと感じませんか? どちらに仕事をお願いしたいかは一目瞭然ですよね。
それでは、面接や仕事を探す時に注意するポイントをまとめてみましょう。
→ 面接や仕事を探す時に注意するポイント