婦人病・女性の病気/月経前症候群(PMS)

自宅でできるPMS対策~生活編

今回は『自宅でできるPMS対処法 生活編』です。PMSチェックリストで自分の症状があるかどうか調べてみましょう!

山田 恵子

執筆者:山田 恵子

医師 / 女性の健康ガイド

『PMSかなあ』と思って、つらくなってもお医者さんにまでいけないということ、よくありますよね。PMSの原因はまだよくわかっていないのが本当の所。30代の女性に多いので、昔は『30代不機嫌症候群』なんて名前で家庭の医学にのっていたこともありました(・・・・)。(PMSについて詳しくはあなたも月経前症候群?へどうぞ。)

ただ、PMSはライフスタイルも原因の一つといわれています。特に、PMSの症状の改善に役立つと考えられているのが、『食事、運動、ストレスマネジメント』

前回は、食事についてお届けしました。自宅でできるPMS解消 食事編。今回は『自宅でできるPMS対処法 生活編』をお届けします。

<CONTENTS>
  • どんな運動が効果的?…おススメは有酸素運動!
  • ストレスマネジメントってどうすればいいの?…まずは記録をつけましょう!PMSチェック表つき
  • 対処法あれこれ…PMS宣言してしまうのもひとつの方法!



    どんな運動が効果的?
    おススメは有酸素運動!

    生活にうまく運動を取り入れましょう!
    生活にうまく運動を取り入れましょう!
    有酸素運動をしている女性のほうがPMSの症状が軽くなる傾向があるようです。実は知らず知らずのうちに、自分で運動を取り入れている人も多いので、思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

    目安としては、一週間に少なくとも3回くらい、30分~60分の有酸素運動をするのがオススメ。週の半ばに1回、週末に1.2回ジョギングをしたり、水泳してみるなんていうのはいかがでしょうか。天気のいい日に1時間くらいお散歩なんていうのもいいですよね。

    ちなみに余談になりますが、PMSの症状は年齢や、出産しているかしていないかによって変わるといわれています。

    20代前半や、出産したことのない人のPMSの症状は『乳房が張る』 『肩がこる』などと、どちらかといえば体の症状が前面にでやすいのに比べ、30代後半や、出産を経験した人の症状は『攻撃的になる』『イライラして、つい家族や周りにあたってしまう』など、精神的な症状が前面に出やすいようです。

    このあたりが、PMSが昔『30代不機嫌症候群』なんてひどい名前で呼ばれていた理由かもしれませんね・・・・・。


    次ページでは『これがまさにPMS!』。PMSチェック表をみて自分の症状と照らし合わせてみましょう!>>
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