「肺に影がある」=「肺がん」!?
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| 健康診断で「肺に影がある」ということがわかったら……誰しも、不安になるものですね |
何気なく受けた健康診断。受けたことも忘れていた頃に戻ってきた検査結果を見てみると、「右肺尖部に胸膜肥厚陰影」「左下肺野に結節影」といったコメントが。「これってひょっとして肺がん?」いろいろなことが頭を巡ります。
私がボランティアで行っている医療相談のサイトでも、多く寄せられるご質問の多くが、これら「肺に影があるといわれたのだが……」というものです。
患者さんのメールを拝見していると、中には深刻に悩まれているケースもあるのですが、実は、健康診断の結果については、その背景を理解していおくことが大切です。
今回は、健康診断で肺に陰があると言われた時の対処法についてご説明します。
「疑わしきは罰する」が健康診断
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| 健康診断での目標は、「早期発見・早期治療」を実現すること。となると、その基本姿勢は「疑わしきは罰する」ということになります。 |
健康診断の目的は、「がん」を早期に発見し、すぐさま治療を行うことで、「がん」の治療成績を向上させることにあります。
胸部レントゲン写真の場合も、やはり、肺がんや縦隔腫瘍などの胸部の悪性疾患を早く見つけることを目的にしています。
肺がんにしても縦隔腫瘍にしても、いわゆる「できもの」があると、通常は写らないような影が、胸部レントゲン写真には写ります。このような影が、観察されたときには、検診を行う医師は「要精検」、すなわち、もう少し詳しく検査してくださいというコメントを出します。
この際、健康診断の目的が「早期発見・早期治療」であることを考えると、少しでも気になるような影があれば、「とりあえず、再検査」という風に考えます。すなわち、健康診断の場合には「疑わしきは罰する」というのが基本的なスタンスである、と言えます。
次のページでは、肺に影ができるいろいろな原因についてもご説明します。