Excel VBAの使い方/マクロ・VBA

セキュリティレベルを設定しよう(2ページ目)

今から十数年前にマクロウィルス「Laroux(ラルー)」が大流行。その後、マクロウィルスへの備えとしてセキュリティレベルが強化されました。今回は、そのセキュリティレベルについて詳しくご紹介!!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


セキュリティレベルによる違い


マクロウィルスからExcelやパソコンを守るためのセキュリティレベル。その設定したレベルによって、マクロの扱われ方が次のように変わります。

レベル「最高」


署名のあるなしに関わらず、ある条件がそろっていないと、次のメッセージが表示されて、マクロを実行できません。


その、ある条件とは、次の2つです。この2つの条件が満たされている場合にのみ、マクロを実行することができます。
■条件1
「ツール」→「マクロ」→「セキュリティ」をクリックして表示される「セキュリティ」ダイアログボックスの「信頼できる発行元」タブで、「組み込み済みのアドインとテンプレートをすべて信頼する」のチェックボックスがオンの状態


■条件2
署名のあるなしに関わらず、マクロを含むブックが特定の信頼済みフォルダ(「XLSTART」フォルダなど)に格納されている

レベル「高」


マクロに署名がない場合、次の警告メッセージが表示されて、マクロが無効になります。


マクロに署名がある場合、次の警告メッセージが表示され、「この作成者のマクロを常に信頼する」にチェックを入れて「マクロを有効にする」ボタンをクリックすることで、マクロが有効になります。


なお、「マクロを有効にする」ボタンは、「この作成者のマクロを常に信頼する」にチェックを入れないとクリックできません。


常に信頼する作成者は、「セキュリティ」ダイアログボックスの「信頼できる発行元」タブのリストに追加されます。


信頼する作成者を削除する場合は、削除したい作成者名を選択して「削除」ボタンをクリックし、「OK」ボタンをクリックします。


レベル「中」


マクロに署名がない場合、次の警告メッセージが表示されて、マクロを有効にするか、無効にするかを選択できます。


マクロに署名がある場合、次の警告メッセージが表示されます。レベル「高」の場合と同じメッセージですが、「この作成者のマクロを常に信頼する」にチェックを入れなくても、「マクロを有効にする」ボタンをクリックできます。


レベル「低」


署名のあるなしに関わらず、マクロが含まれているブックを開くと、自動的にマクロを有効にします。

>それでは、どのセキュリティレベルに設定するのが良いのでしょうか?次ページにて整理しましょう!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます