Excel VBAの使い方/マクロ・VBA

Excelマクロ機能の基本操作(2007/2010/2013版)

マクロ機能の基本操作は、Excel 2003とExcel 2007/2010/2013とで大きく違います。また、2007と2010/2013の間でもちょっとした違いがあります。この記事では、Excel 2007/2010/2013のマクロ機能を使用する上で基本となる操作手順を詳しく紹介しています。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

「開発」タブを表示する

Excel 2007/2010/2013では、マクロ機能やExcel VBA関連のコマンドが「開発」タブにまとめられています。マクロ機能を使用したり、Excel VBAでプログラム開発を行ったりするときは、「開発」タブを表示しておくと良いでしょう。
※マクロ機能の概要についてはガイド記事「Excel(エクセル)のマクロとは?」をご覧ください。
※Excel VBAの概要についてはガイド記事「エクセルのマクロとVBAの基本概念」をご覧ください。
「開発」タブ

「開発」タブ



「開発」タブは、既定の設定で表示されていません。Excel 2007で「開発」タブを表示するには、まず、「Officeボタン」→「Excelのオプション」をクリックして「Excelのオプション」ダイアログボックスを表示します。
「Officeボタン」→「Excelのオプション」をクリック

「Officeボタン」→「Excelのオプション」をクリック



「基本設定」をクリックして、「[開発]タブをリボンに表示する」にチェックを付けてください。
「[開発]タブをリボンに表示する」にチェックを付ける

「[開発]タブをリボンに表示する」にチェックを付ける



Excel 2010/2013の場合は、まず、「ファイル」タブ→「オプション」をクリックして「Excelのオプション」ダイアログボックスを表示します 。
「ファイル」タブ→「オプション」をクリック

「ファイル」タブ→「オプション」をクリック



「リボンのユーザー設定」をクリックして、「開発」にチェックを付けてください。
「開発」にチェックを付ける

「開発」にチェックを付ける




マクロのセキュリティの設定を確認する

「開発」タブを表示したら、「マクロのセキュリティ」の設定を確認しておきましょう。「開発」タブ→「マクロのセキュリティ」をクリックしてください。
※マクロのセキュリティの詳細については、ガイド記事「セキュリティレベルを設定しよう」をご覧ください。
「開発」タブ→「マクロのセキュリティ」をクリック

「開発」タブ→「マクロのセキュリティ」をクリック



「マクロの設定」で「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」が選択されているかどうかを確認します。その他の項目が選択されていると、作成したマクロが実行されない場合があるので、「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」に設定を変更しておきましょう。なお、この項目は、Excel 2003バージョンの「セキュリティレベル」の「中」に相当し、開いたブックにマクロが含まれていたら警告を表示して、マクロを有効にするか、無効にするかを選択できるセキュリティレベルです。
「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」が選択されているかどうかを確認

「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」が選択されているかどうかを確認



マクロ機能を使用する準備ができました。続いて、マクロ記録の開始~終了までの操作手順を紹介します。


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