プログラム系で料金をプラスする場合
プログラミング | 3~6万円/日(PerlでもCでも同じ) |
環境設定費 | ハード設置+ソフトインストール・設定(経費実費+工数) |
常駐費 | 5万円前後/日 |
プログラム何本でいくらという見積り方ではなく、プログラミング全体で何日かかるからいくら、と工数見積りをすることが多いです。制作会社によっては掲示板機能はいくら、資料請求フォームはいくらと価格を設定している場合もあります。そして忘れがちなのが環境設定費。自分のシステム環境で開発が可能かどうか、必ずあらかじめ確認します。データベースを使用する場合はとくに注意が必要です。また環境を用意できない場合は、依頼主の会社へ常駐する場合がよくありますが、その場合も別途を見積ります。
その他
ドメイン取得代行 | 1万円前後 |
検索サイトへの登録代行 | 1万円前後 |
運用(更新)についてのレクチャー | 3万円/半日(必要な時間による) |
制作以外にも上記のような作業が発生します。最後は依頼主が自力で更新できるようにレクチャーし、Web制作は終了となります。ここから先の運用については別途「Web運用代行、Webマスター業務契約」を結びます。
以上、Web業界歴6年の私が感じている相場をまとめてみました。当然これよりも高い場合も低い場合もありますので、あくまでも”エイヤッ!の平均値”と捉えてくださいね。ディレクターという仕事柄、見積りを出す時もあれば、受ける時もあるのですが、その経験を踏まえて、上手な見積りのポイントとは・・・
高めにとるけど徹底的にやる
いざ制作が始まると、工数が膨らんでいきます。それを見越して少し高めにしておくと”ぴったり”な場合が多々あります。安くして手抜きするよりも、少し高めにもらって、その代わり徹底的にいいものを作るほうが、最終的な顧客満足度は高いです。フリーの人は安く見積もりがち
Web制作業界はスキル、料金ともに幅があり、小遣い稼ぎで1ページ5000円ぽっきりの人から、1ページ100万近くとる制作会社までが混在しています。とくにフリーの人は、安く見積る傾向があるので注意をしましょう。料金交渉は 笑顔で (^o^)丿
お金の話というのは、なかなかしづらいですよね。私も未だに苦手です。フリーだと自分の収入に直結するからなおさらです。まず始めに「いくらぐらいでお考えですか?」と依頼主に聞いてしまうのでも手です。~最後に余談~
こうして料金をみると本当にWeb制作では"ぼろ儲け”ができない事がわかりますね(笑)。これから高収入をめざすフリーでやっていくのであれば
1)コンテンツの企画力・提案力
2)オリジナルのデザイン力
3)最新のWeb技術の習得(とくにシステム系)
このどれかに絞ってスキルを伸ばしていくとよいでしょう。ちなみに私の場合、デザインは全くダメなので1の企画力に賭けてます。
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