大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活面接官の質問 へっちゃら対処法(5ページ目)

面接を「何を聞かれるかわからない、怖い!」と思っている皆さんへ。質問の目的は「求める力」「熱意」「場を和ます」のうちのどれかだ。よってその準備さえすれば、どんな質問が来てもへっちゃらなのだ。

執筆者:見舘 好隆

【フツーの会話攻撃】面接官は、君の緊張を解こうと思っているのだ!

面接対策
学生をいじめる趣味は無い。年上の社会人は、君に気さくに話して欲しいと思っているのだ。
この質問の意図は、答ではない。まずは「君の緊張を解く」ことが目的だ。緊張されて君の本質がわからないと困るからだ。次に見ているのは、「コミュニケーション力」だ。もしくは「人柄」だ。

昨日、何を食べたかなんて、面接官は全く興味は無い(食品業界なら、答えに気をつけよう)。そこから君がどのように会話を続けることができるのかをみているのだ。なのにここで絶句してしまえば、

「ああ、この人は初対面の人と気さくに会話することができないんだ」

と思うだろう。「緊張していて話せない」なんて言い訳はきかない。だって面接官は緊張を解こうとしてくれたのだ。にも関わらず、緊張しっぱなしでは困る。これから社員として働いてもらうんだから。そんな甘い考えの学生に、内定なんて出さない。

答なんて無いんだ。会話が続けばいいんだ。

「昨日はトンカツです! この面接がうまく行くことを願って!」
「昨日はラーメン屋でギョーザを食べたんですけど、“原材料は国産品です”と張り紙がありました!」

このように会話が続けばいいのだ。そう、普段友達と話していることを、初対面の大人に話すだけのことだ。気の利いたことを話す必要ないのだ。

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面接を「何を聞かれるかわからない、怖い!」と思っている皆さんへ。

ここまで紹介してきた質問、考えてみたら全然大したことが無いことを理解できただろうか。最悪答えられない質問がきたら、

「すいません!次回の面接までには答えられるように勉強しておきます。○○についてならお話できますが、いかがでしょうか?」

と答えればいい。

全ての質問が、「求める力」「熱意」「コミュニケーション力」を測っている。その準備と心構えさえあれば、君が面接に落ちることは無いのだ。

※もちろん、準備万端でも「面接慣れ」しなければ、うまくいかない。第一志望の会社を受ける前に、必ず次点以下の会社の面接で練習することを忘れずに。
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