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モノを作る喜びを仕事に ガラス工芸職人(2ページ目)

自ら手がけたものが形となり、人の手に渡る。「自分の仕事が目に見えることがうれしい」と感じる人が増え、今、モノを作る仕事が注目されています。今回は、ガラス工芸作家にお話を伺いました。

執筆者:三輪 貴子

これまでの職歴について

「ものが作りたい」という気持ちから、この仕事をはじめました(羽藤さん)
学校卒業後、一般企業で秘書や経理事務、派遣社員として秘書や経理をはじめバンケットコンパニオンなどを経験しました。結婚を期に仕事をやめましたが、半月もしないうちに退屈になり、エステティックサロンへ就職。エステティックサロンを選んだ理由は、それまでと全く違った仕事がしたかったこと、加えて、男性社会が生にあわなかったこと、やりがいがありそうだと思ったからです。

その後は、元パートナーが経営するゴルフクラブ関連の会社を手伝うことになり、経理をしながらチラシなど作るようになりました。仕事に活用できるのではないかと思い、カラーコーディネーターを勉強して、資格を取得。その資格を生かして、セミナーの開催なども行っていました。

カラーの仕事も楽しかったのですが「ものが作りたい」という思いがどんどん強くなり、ガラス工芸の仕事を新聞で見たとき「これだ」と思い即決しました。現在は、砂に圧力をかけ吹きつけてガラスを削る機械「サンドブラスト機」を使って、ガラスに名前やメッセージや記念日などを彫刻したり、ガラス工芸品を制作しています。

現在のお仕事に就こうと思われたキッカケ

当時手伝っていたゴルフ関連の会社では、ゴルフの仕事に全く興味が持てませんでした。楽しみながらできる仕事がしたかったので、カラー関連の仕事や商品販売などいろいろ手がけてみました。7年ほど前に新聞の記事で、ガラス工芸の存在を知り、「もの作り」をしたいと思っていたため、すぐに行動へ移しました。

ガラス工芸は、趣味としては必要な費用が高額なため、仕事にできれば楽しみながら収入も得られるのではないかと考え、ガラス工芸をスタートさせました。

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