文章:西村 吉郎(All About「転職のノウハウ」旧ガイド)
入社辞退をする際には……
新卒、中途に如何にかかわらず、応募先から内定通知をいただくことほどうれしいことはないでしょう。しかし、この内定に対して入社の返事をしたあとになって、並行して応募していた会社からも内定の知らせが届くなど、さまざまな事情で入社を辞退したくなったり、入社したい気持ちはあるのに辞退せざるを得なくなることもあります。もし、あなたがそんな状況に立ち至ったとしたら、あなたはどういう行動をとりますか?
新卒の就職活動の世界では、「人事担当者に会って直接入社辞退を伝えた瞬間に、コーヒーをぶっかけられた」とか、「ある部屋に閉じこめられて、翻意するまで帰さないといわれた」「今後キミの後輩は絶対に採用しないといわれた」など、オソロシイことが待っているとの噂がまことしやかに流れることもあるようですが、現実には、そういうことはありません。実際にそんなことが起きようものなら、あっというまに悪評がさらされるネット時代ですからね。
だからといっていい加減な対応をすると、けっこう大変な事態に陥ってしまうこともあります。具体的にどんな行動をとればいいのかを考えてみましょう。
人事が挙げる最悪な入社辞退
知り合いの人事担当者やネットから、現実に経験したことがある「礼儀知らずの入社辞退」のケースを集めてみました。
最もひどいのは、入社日当日になって、時間通り出社してきた新入社員をみんなに紹介しようとしたところ、「実は、今日は入社をお断りしようと来たんです」といわれたというもの。人事担当者は、あまりにも意外なことで、あきれてモノもいえなかったということです。
入社当日になって出社しないので、自宅に電話をかけたところ、本人ではなく母親の口から「息子はおたくの会社ではやっていく自信がないと申しております」といわれた、という事例もありました。
2~3日返事を待ってくれというので待っていたが、約束の日になっても連絡がないのでこちらから電話したときに、断られるというケースはかなりの数にのぼっています。
最近増えているのは、メールで入社辞退を伝え、それですまそうとする人。それでも、しっかりと礼儀をわきまえた文面であればまだいいのですが、「一身上の都合により、入社を辞退させていただきます」くらいしか書いていないメールが多いということです。
タイミング次第では損害賠償問題にも!? 続きは
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