謝り方で相手に誠意を伝える方法
今回は、気持ちが伝わる謝り方をご紹介します。
<目次>
謝り方で誠意を伝えるには1:直接会いに行って謝罪する
誰にでも失敗はあるものです。乗り越え方を知っておくことで対応できます
メールではなく電話、また出向いていくにしても早急な対応することが大切です。時間がたつほど事が大きくなってしまうので、早めに行動しましょう。
謝り方で誠意を伝えるには2:多くを語らない
よく言われることですが、はじめから言い訳じみたことを言わないことです。迷惑をかけられた方は、必ず「なぜ?」「どうしてそうなったのか?」と言いたくなります。相手にとって「なぜ?」は「いったいどうなっているんだ!」という怒りから出てくる言葉です。まずは、多くを語らず「謝罪の言葉」を言いましょう。「理由を話さないといけない!」と焦らずに、まずはしっかりお詫びすることです。もちろん許してもらうための謝罪ですが、「許す」か「許さない」かは相手が決めることです。どんな結果になろうとも「誠意」をもって詫びなければなりません。打算や計算が入っているようだと、相手は許してくれないでしょう。どうやったら許してもらえるかと考える前に、自分の過ちを認めて反省の気持ちを示すべきです。
謝り方で誠意を伝えるには3:事実を確認して要領よく話す
失敗したときは戸惑ってしまうものですが、深呼吸して落ち着いて対処しましょう
どこかで「人のせい」にしている気持ちがあると、「なんだか言い訳のようだ」と聞こえてしまい反省しているとは思われません。「あ~、ついてない」「○○のせいでこうなった」という気持は言い訳していると伝わり、相手は許したくなくなります。自分に過失があることを真摯に受け止めていることが、相手が謝罪を受け入れる最低条件です。
早急に対応は必要ですが、気持ちの整理や事実を検証しきれていないまま、相手先へ行くと「何がどうして、こうなったのか」という質問に答えられません。それは、かえって相手をいらいらさせてしまいます。5W1Hを考え要領よく説明できるようにしておきましょう。
謝り方で誠意を伝えるには4:反省の言葉と、今後の対応
お詫びの言葉(すみませんでした。申し訳ございません)の後には反省の言葉です。自分は過ちをどのようにとらえ、どう反省しているかを相手に伝えます。「すみませんでした」だけでは、反省しているポイントがわからないので、「○○が自分では不十分だったと反省しています」というように具体的に話します。「もっとこうすれば、こんな事にならなかった」と思われることを、今後どのように注意し改善していくかをしっかりと伝えましょう。許してもらえるかどうかはわかりませんが、素直に反省し誠意をもって詫びることができたら、相手への謝罪の気持ちは伝わるはずです。
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