注意をすることで、フランスは安全な国になる
治安を把握し、犯罪対策を十分にしてフランスを楽しもう
知らない国へ旅行する場合、その国の安全がどの程度かというのはとても気になりますよね。ましてや初めて行く国であったり、一人で旅するとなれば、なおさらその国の治安や犯罪の状況を知っておくべき。フランスは、日本からも世界中からも観光客が多く集まりますので、犯罪が日常茶飯事といったような物騒な国ではありませんが、ちょっとしたスキを狙った盗難関連の軽犯罪は残念ながら無くなっていません。
フランスの犯罪は圧倒的に盗難関連
観光客が集まる所にスリは群がる
フランスは、外国から不慣れな観光客を狙って出稼ぎに来ている人々がいるのも事実。旅行者を狙った犯罪は、スリ、置き引き、引ったくりの順となっており、盗難関連がほとんど。特にパリやマルセイユ、ニースを中心とした南の地中海地域が海外からの観光客も多く集まることから、盗難関連の犯罪が起きやすい地域となっています。
2008年の一年間のフランスでの日本人に対する盗難被害件数は約360件。1日に1件という割合です。これらは、ほとんどが被害者側の不注意から起こるものであり、油断せず自分の持ち物に対して常に気を配ることで防ぐことができます。ただし、敵もプロ。あの手この手でその注意をそらす誘惑をしかけてきます。そこで、具体的にどんな手口があるのか、シーン別に紹介していきましょう。
メトロでの犯罪
人の行き来が多いメトロも要注意
パリでの盗難犯罪発生率ナンバーワンのメトロ。不慣れな観光客を狙ったスリやひったくりが目立ちます。服の外ポケットやリュックのポケットなど、簡単に開けられてしまうところに貴重品を入れるのは言語道断。とにかくメトロでは持ち物に充分に注意しながら乗ること。
またスリの手口としては、2人組の片方が時間を聞いてきて、教えたり、時計を見せている間にもう片方がバックの中身を失敬する、というのがよくあるパターン。また、切符の券売機でのトラブルも増えているそうなので、慣れていない人は窓口で買う、話しかけられても徹底的に無視する、などの対策が必要です。
ATMでの犯罪
お金を下ろす時はまわりに注意して
フランスのATMは基本的に外に設置してあるのですが、中に設置しているところも増えてきているので、状況により判断して利用を。そして人気の少なくなる夜間より、なるべく昼間の時間帯に下ろすようにしましょう。
お金をおろしている時、またはおろした後に近づいてきたり話しかけてくる人にも注意! 親切そうなふりをして一緒に操作をし、カードとともに暗証番号を盗み見るのも彼らの狙いです。こんな時も、相手にせず徹底的に無視するのが一番です。
お店でのトラブル
会計は必ず確認を!お店の人を過信してはいけません
お店では、明らかな犯罪というのは発生しにくいですが、値段を間違って多く請求されたり、お釣りを間違えて少なく返したりということがけっこうあります。ワザとなのか、そうでないのかは不明で、それが却って悪質だったりするのですが……会計の前にある程度の値段を見積もっておいて、大きく差があるようなら抗議しましょう。言葉に自信がなければ日本語でもOK。その値段に納得いかないようでしたら、買わずにお店を出ても構いません。とにかく間違われたまま支払うのだけはやめて下さい。一度支払ってしまうと、お金が戻ってくる確率はとても低いです。