「岬の先」で発揮される鹿島の住まいづくり(5ページ目)

前回の「岡本レジデンス」でもいえるのだろうが、鹿島のマンションは専有部はもとより、共用部分において、他にはないグレードの高さを感じる。華美という意味ではない。空間のとり方、光のとり方、ディテールの仕上げ。そんなところにヒントがあるのだろうか。

鹿島建設が売主であり、設計、施工した都心のマンションでは「代官山アドレス」「虎ノ門タワーズレジデンス」が有名である。どちらも大型超高層だが、数十戸規模の物件も決してないわけではない。

良い土地が手当てさえできれば、規模にかかわらず、その場所に見合った秀逸なマンションを建て、分譲する。それが、大手ゼネコン他社には見られない鹿島建設ならではの事業方針である。


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