高級マンション/高級マンション選び

大人のマナー、オープンルーム見学の注意点

検討したい部屋を見学できるオープンハウスは積極的に活用したい。とはいうものの、いきなり入ってどうしたらいい?どんな質問を聞けばいいのか、そのポイントをQ&Aでわかりやすく解説。

坂根 康裕

執筆者:坂根 康裕

高級マンションガイド

住宅を購入はできるだけたくさんの物件を実際に見たほうが良い。そのためには新築のモデルルームだけでなく、中古物件も押さえておきたいところだろう。共用部や眺望など青田売りでは体験できないことがたくさんあるからだ。

なかでもオープンルームは積極的に活用したいイベントのひとつ。あらかじめ問い合わせしなくとも、自分の好きな時間に出かけられる気軽さも魅力である。

ところが部屋に入ったとたん、初対面の営業マンとどんな会話をすれば良いのか?「お互い構えた空気になってしまった」なんて経験はないだろうか。

そこで今回は、三井不動産販売のなかでもハイグレード物件を数多く取り扱うリアルプラン営業部事業推進グループの長谷川薫さんに、オープンルーム見学における注意点、マナーを伺った。

ミッドタウン内にある『リアルプランサロン』。大画面ディスプレイでは都心のハイグレードマンションを衛星写真で見ることができる



ハイグレード物件では予約制のオープンルームも


Q.ハイグレードマンションのオープンルームでは予約制が多いよう。直接行くのはNG?

A.NGではありません。ただしご予約を頂いた方が、きちんとご案内する体制が整えられるのでベターかもしれません。また、予約制オープンルームには、営業が常駐していない場合もありますのでご注意ください。

Q.なぜ、わざわざ予約制に?

A.例えば一度に3組が重なると、十分な対応やご説明ができない場合もあります。予約制にするのは、それを防ぎお客様に十分なご対応を取るためです。

Q.マンツーマンだと「売り込まれるのでは」と腰が引けるという声も…

A.急いで購入する予定ではないなど、お気持ちを正直にお伝えいただいたほうがコミュニケーション上、お互いにスムーズになります。遠慮せず、意思をお伝え下さい。


なるほど、予約制はじっくり見たい場合には良いシステムとも言えそう。事前に聞きたいことを用意すると、より収穫が上がるかも知れない。また、今すぐ買うつもりはない、と言ってしまうと相手にされないのでは?と勝手に想像していたが、正直に話し合ったほうがお互いのため。限られた時間は有効に活用したいもの。

次のページでは、初対面で値段交渉は失礼か?ストレートに聞いてみた。
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