食にスポットをあてた旅

更新日:2004年10月31日

<世界の食紀行> 〜 メキシコ編 〜 vol.2サンミゲルデアジェンデ

メキシコの旅の一番の目的、サンミゲル デ アジェンデは、素朴さと洗練された空間がうまく混ざり合った、魅力的な街だった。

ラパロキア教会
ラパロキア教会。日曜日はライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出す
メキシコシティからバスで約3時間半。中央部に位置する街、サンミゲル デ アジェンテ。
知人が別荘を買ってしまったほど魅せられた、この街の魅力を探りに出かけた。

数日間と短い滞在だったが、居れば居るほど時間の流れがゆっくりになっていくような錯覚を覚え、このままもっと居たい、数ヶ月間暮らしてみたい・・・。
サンミゲル デ アジェンデは、そんな思いにさせられた不思議な街だった。

風景
ゆるやかな石畳の坂。夕暮れ時は街がセピア色に染まって美しい
旅立つ前、日本でサンミゲル デ アジェンデのことをいろいろ調べてみると、“国定コロニアル都市に指定されたコロニアル調の美しい街”“芸術家の美意識を刺激する芸術の街”“石畳の街”などと紹介されていた。
ようは街並みが美しいということか、と理解してこの街へ向かったのだが、この街に足を踏み入れたら、地方特有ののんびりとした空気は感じられたものの、正直言ってそれほど感動はしなかった。期待しすぎたかな?!と思ってしまったほどだ。

でも、次第にそんな想いは変わり、あたかも身体が欲していたかのように、いつのまにか自然と身体が街の一部になり、街の空気に溶け込んでいった。心地よさを常に感じながら・・・。

この街には底知れぬ魅力がある

いつもよりゆっくり起きた朝、まだ空気が少し張り詰めているのを感じながら、てくてく散歩してみた。
ゆったりとした気持ちで街を見渡すと、のんびりとしたメキシコの素朴さと、ヨーロッパの香りが色濃く残った風情がうまく調和されているのを感じた。その後あらためて周りの景色を見渡すと、サンダルだと歩くのにちょっと疲れてしまうデコボコの石畳、石畳を見下ろせるゆるやかな坂、迷路のようにくねくねと曲がった小径。すべてが美しいと思った。
いま思えばこのときからだったかもしれない。ずっとこのまま居たいとおもい始めたのは。
テカロ近くの工芸品店
テカロ近くの何気にはいった工芸品店。店内はこんなにもおしゃれ!

風景も魅力のひとつだが、私がもっとも魅せられたのは他にあった。
素朴さとセンスのよさが調和されているところだ。
旅の楽しみで欠かせないのが、ショッピング(といっても、わたしはブランドものには興味がなく、もっぱら食器や工芸品、食料品ばかりが目当てなのだが)。
ショッピングでは特にこの調和のよさが感じられた。


次のページでは、ショッピングスポットをご紹介!

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この記事の担当ガイド

写真

佐藤 わか子

世界各地で本場のレシピを学習し、様々なメディアにてレシピ提供など活動中。

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