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シニアに贈る、10倍わかりやすいキーボード(4ページ目)

驚くほどキー文字が大きく見やすい!表示が親切!初心者、高齢者、障害者…人に優しいキーボードで祖父母や両親に快適なパソコンライフをプレゼント。かな入力用、ローマ字入力用(グッドデザイン賞受賞)があります

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

障害をサポートします!創意工夫のキーボード

木製フレーム・ローマ字入力用キーボード(通常販売価格\24,800/通販価格\19,800/USB接続)フレームは高山の高級家具職人によるハンドメイドで文字の大きさは13倍。かな入力用もあり、手が震える方用のキーガードや、透明ゴムカバーもつけられます。
岩田さんは、こうした初心者や高齢者向け商品ばかりでなく、手が不自由な方にも使いやすい「大型Shiftスイッチ」や「押しボタン式マウス」、手が震える方向け「キーガード付キーボード」、弱視の方でも見やすい配色の「ローマ字入力用・13倍キーボード」などを開発しており、一般家庭だけでなく、病院、老人ホーム、養護学校などでも広く使われています。

今は元気でも、脳梗塞などで倒れたり、事故で体が不自由になる可能性は誰にでもあります。そうした場合、パソコンは重要なコミュニケーション手段になりますから、このように使う人の身になった商品が大いに役立つことでしょう。


「使える人には、使えない人のことがわからない」から…

岩田喜芳(いわたきよし)/1958年生まれ。長年、NECで通信管理事業に携わり、退職後の2002年イワタデザインを設立。2006年「目にやさしいキーボード」を発表し、同年グッドデザイン賞・中小企業庁長官特別賞受賞。
岩田さんは、NECで通信管理に携わっていた頃、たった1つの打ち間違えが大損害に繋がる入力作業で文字の小さなキーボードの使いにくさを実感し、構想を練りはじめました。その後、パソコン教室で高齢者が虫眼鏡を使ってキーを打っていることを知り、誰もがストレスなく、楽しく使えるパソコン製品を作りたいと考え、退職後「目にやさしいキーボード」を完成させたのです。

構想から販売まで15年。その後も様々な新商品を開発し、「皆さんから感謝の手紙やメールをいただくのが嬉しい」と岩田さん。「使える人には、使えない人のことがわからない」からこそ、使えない人の声に耳を傾けて作られる商品を、待ち望んでいる方が多いのです。

あなたの周りにも、待ち望んでいる方はいませんか?


< 取材協力 > イワタデザイン
掲載商品に関する詳細は、イワタデザインのHPをご覧ください。購入もできます。

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