暮らしの歳時記/冬の行事・楽しみ方(12~2月)

ミスきものに学ぶ・Xmas着物美人のすすめ(3ページ目)

どんな洋服よりも存在感を発揮し魅力を引き出してくれる「着物」。箪笥で眠る着物や人気のアンティークを活用すればあなたも着物美人!その秘訣を元“ミスきもの”から学びます。目指すは「君に惚れた」の台詞!?

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

真似したい!着物のアレンジテクニック

 
赤の色無地は、お母さんの若い頃ぐらいのお着物。色無地は帯や小物の組み合わせ次第で正装にもカジュアルにも着こなせます。今回は、大人っぽくてキュートなクリスマスを表現しています。
 
半衿と帯揚げはお揃いで、深緑地に白いモミの木柄。実はこれ、木綿の布なのです(前ページのアンサンブルの帯揚げも色違いの布です)。今回は手ぬぐいを利用しましたが、生地屋さんで1メートル位購入して適当な大きさに裁てば、半衿と帯揚げに活用できます。季節やテーマに合わせてアレンジできる賢いテクニックです。
 
帯留めはモミの木モチーフのピンバッジ!緑色の真田紐に取り付けています。
ピンバッチは裏の金具が出っ張っているため帯から少々浮きますので、ブローチなら更に使いやすいでしょう。お洒落な帯留めってかなりポイントが高いですよ!
 
帯は現代物。白地に水玉模様で、雪のイメージにもつながります。お太鼓でビシッとキメても好し、飾り結びで華やかにしても好し。着物って楽しいですね。
 
深緑の足袋を合わせて。足袋を色柄ものにすると、白足袋の時とはがらりと違う雰囲気になります。雪駄を合わせてカジュアルに。


「こんな風に工夫すれば、何から何まで揃えなくても手軽にお着物が楽しんでいただけますので、皆さんも一度試してみてくださいね!」と宮崎さん。今年のクリスマスは着物美人になって、いつもと違う自分に変身してみてはいかがでしょうか。


※次回は、年末年始のお出かけやお正月にぴったりな「着物の着こなし編」。彼に「惚れなおしたよ」と言わせてしまう着物美人を目指します。


 
<取材協力>
アンティーク・きものブティック 一笑
アンティークから未使用の現代着物まで幅広くラインナップ。着物初心者の方でも、ふらりと立ち寄ってブティック感覚で着物が選べます。
所在地: 京都市中京区麩屋町三条下ル 〒604-8075
電話: 075-251-1920  不定休


<おすすめ関連リンク>
着物&浴衣を楽しむために
……着物を着たいけど箪笥の肥やし状態。そんな方でも袖を通したくなるようなサイトを集めました
All About クリスマス[お出かけ編]
……着物でどんどん出かけましょう!

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