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逸品SW復活!リンクス マスターモデル(5ページ目)

1971年に発売され、青木功プロの活躍を支えるなど日本のゴルフ界を席巻したリンクス マスターモデル。この人気モデルの歴史を紐解きます。最新の復刻版もあります。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

復活! リンクスマスターモデル

今年発売された最新のマスターモデル
そんなリンクスのマスターモデルですが、今年の5月に遂に最新の復刻版が登場。既に雑誌などに取り上げられ反響を呼んでいます。現在も色あせないマスターモデルの独特の形状を踏襲。ネックが少し短くなり、全体的にスッキリした形状となっていて、現代のウェッジのエッセンスも同時に感じさせます。バウンス角は10度と大きなほうではないですが、開くとしっかりバウンスが利いてくれるのは、過去のマスターモデルの特徴そのままです。

当時のマスターモデルと最も異なるのはヘッド素材に軟鉄を使用していることでしょう。さらにフェース溝はCNC加工による角溝彫刻を施しており、強いスピン性能と軟鉄ならではの軟らかな打感が特徴。ちなみに溝の本数は15本です。

1971年の発売当時では考えられなかったアプローチウェッジ(以下AW)のラインナップも現代のゴルファーには嬉しいところです。ロフト角はAWで53度。SWで57度。距離の打ち分けに適しています。重量は市販されているウェッジの中でもやや重め(※NS PRO950装着モデルの場合 SW 448g)なので、懐かしさのあまり手にしたくなるオールドファンはすこし注意が必要です。

日本のゴルフの歴史を彩った名器といえるリンクスマスターモデル。旧モデルを中古で探すもよし、最新モデルを手にするもよし。ぜひ使用してそのフィーリングを体感していただければと思います。新たな上達のヒントが生まれるかもしれません。



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