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【球界再編】パ・リーグプレーオフ修正案(3ページ目)

2004年から導入され、来季の継続も決まったパ・リーグのプレーオフ制度だが、改良の余地はあるだろう。プレーオフ制度の修正案を考えた。

執筆者:コモエスタ 坂本

パ・リーグのプレーオフ修正案

私の修正案はずばり以下で、極めてシンプルなものだ。

■第1ステージ、第2ステージとも、シーズン上位チームに1勝のハンデを与える
■第1ステージ、第2ステージとも3戦先勝の最大4試合制
(上位チームはハンデを含めるので、2勝で勝ち)


すなわち、このシステムでは第1・第2両ステージとも、上位チームが2勝するか下位チームが3勝するかで勝ち上がりが決定する。2004年の場合、第1ステージは西武が○×○の2勝1敗で第2ステージ進出だったが、これは同じになる。もし日本ハムが第3戦を勝っていた場合、第4戦が行われることになる。また、第2ステージはダイエーが○××○とした第4戦(2勝2敗)で優勝決定となる。

仮に対戦する両者の勝つ確率が五分だとすると、下位チームが上位チームに勝つ確率は5/16、すなわち30%強になる。そして3位チームが第1ステージと第2ステージを勝ち上がってリーグ優勝する確率は、25/256で10%弱となる。まとめると以下だ。

■1位チームが優勝する確率=約69%
■2位チームが優勝する確率=約21%
■3位チームが優勝する確率=約10%

このぐらいの確率ならば、シーズン価値の希薄性も招かないし、またプレーオフ自体も盛り上がりを削がずに勢いのついた下位チームの勝ち上がる余地も残し、バランス的に非常にいいように思えるのだが、どうだろうか。


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