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贅沢なジャケット服地 ムーンビーム(2ページ目)

英国服地で有名なハリソンズ オブ エジンバラの新コレクション、ムーンビームを紹介。今回は実際にジャケットを作って、全身コーディネートしてみました。とても洗練された服地で、この秋のおすすめです。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

3人のコーディネートを見ると・・・。


ムーンビーム
左から、岸秀明さん、大谷潤さん、ガイド倉野。下の本文で解説しています。写真/下垣内努

ガイド 倉野・・・服地はライトグレーのヘリンボーンで、リラックスできそうな英国調のジャケットにしてもらった。

フロントは2つボタン1つがけで、チェンジポケット付きのスラントポケットにした。ベントはサイドベンツで着丈は長め。

一般的にヘリンボーン織りはカントリーサイドで着るイメージがあるが、全身をモノトーンにまとめることで、都会的な雰囲気を出した、つもりである。

トラウザーズはチャコールグレーの細すぎないシルエットのもの(テーラー・アスコット製)で、丈はやや長め。生地はかなり上質のもの。

シャツは白のロイヤルオックスフォードのワイドスプレッドカラーで、ダブルカフのもの(リッド・テーラー製)。

ネクタイはエンジのウールニットタイ。シルクニットタイは光沢があるので、あえてモヤ~とした控えめなウールのものを選んでみた。色らしい色が入るのはネクタイだけである。

靴下は黒のロングホーズ(ハリソン製)で、靴は黒のフルブローグのモンクストラップ(チャーチのピカデリー)。

全身で見ると、ライトグレー→チャコールグレー→黒と、下にいくほど黒く(重く)なっていくコーディネートである。

ムーンビーム
以前テーラー アスコットで作ってもらったチャコールグレーのトラウザーズに、ハリソンの黒ロングホーズ、チャーチの黒ピカデリーを合わせました。黒系で統一したわけです。

岸秀明さん・・・綾織のネイビーのジャケットはクラシコ・イタリア風。フロントは3つボタン中1つがけで、袖ボタンは重ねの4つボタン。

着丈はやや短め。オープンパッチポケットでカジュアル感を出している。トラウザーズはミディアムグレーのもので、シルエットはやや細め、クラシコ・イタリア風に短めの丈だ。

シャツはブルー系の細かなチェックのもので、靴は外羽根式の明るめのブラウン。アメリカンなテイストをうまく取り入れていると思う。

大谷潤さん・・・グレーがかったブルーをベースにブルーの格子を配したジャケット。形は1つボタンのピークドラペルというかなり英国の匂いのするデザインだ。

1つボタンのためボタン位置を低めに設定している。そのためVゾーンが深くなり、裾にかけてのラインもスッキリして見える。格子柄なのにあまりうるさくないのが特徴。

シャツは淡いブルーで、ネクタイはネイビー。トラウザーズは明るめのグレー。足元はブラウンのキャップトウ(クロケット&ジョーンズ製)。全体的にブルー系でうまくまとまっていて、優しい雰囲気が漂う。

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