スーツ・ジャケット/スーツ小物

ジェームズ・ボンドが愛したシャツ

2009年1月、最新作『慰めの報酬』が公開される007。今作から衣装がトム・フォードに変わりますが、007といえば「ターンブル&アッサー」といわれるほど、ボンドが愛したシャツを紹介します。

池田 保行

執筆者:池田 保行

メンズファッションガイド



英国王室とジェームズ・ボンド御用達の伝統シャツ

ターンブル&アッサー
淡いブルーのタイにドットのタイの組み合せはいかにも英国紳士的。シャツ3万1500円。タイ1万4700円/以上ターンブル&アッサー(エディフィス 渋谷) photo:石井幸久

ロンドンのサヴィルロウといえばビスポークスーツの町。対してジャーミンはシャツやタイや靴などの服飾小物を扱う店が軒を連ねていることで知られます。

ここでご紹介するターンブル&アッサーは1885年に創業した老舗ブランド。シャツの仕立て職人だったレジナンド・ターンブルとアーネスト・アッサーの2人が始めました。当初はチャーチストリートにあった店は、現在のジャーミンに移転。高級オーダーシャツの店でしたが、やがて既製品も揃えるようになりました。

このシャツが人気を博した理由には、色と柄を多彩に展開したことが挙げられます。男のシャツは白が主流で、青やピンク、チェックやストライプなどの柄シャツが珍しかった時代に、ターンブル&アッサーのシャツのバリエーションが新鮮だったのです。

顧客の中には著名人も多く名を連ねますが、なかでも「007」シリーズのジェームズ・ボンドが愛用したことは有名です。しかしながら、2009年1月に公開される最新作では全身トム・フォードに身を包んだ新生ボンドとなるため、ターンブル&アッサーのシャツを着たボンドは前作『カジノロワイヤル』で見納めとなりました。

英国王室御用達としても名を知られ、現在もチャールズ皇太子のワラントを抱きます。

ターンブル&アッサー
ブランド名の左に添えられた紋(ワラント)がチャールズ皇太子の御用達である証拠。 photo:石井幸久


次のページでは、この英国の名門シャツの魅力について、ディティールとともにご紹介しましょう。
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