ルノー/その他のルノー車

フランスの商用車たち・ルノー編(3ページ目)

先週に続いて、ヨーロッパで販売されているフランス車の商用車を写真メインで紹介していくことにしよう。今回はルノー。LCV(小型商用車)だけでなく、大型トラックもあるのがPSAとの違いだ。

執筆者:森口 将之



ルノーのLCVのトップレンジとなるのがこのマスター。トラフィックと比べるとデザインがおとなしいのは、デビューが少し前になるためだ。エンジンはすべてディーゼルで1.9/2.2/2.5リッターのdCi。もちろん前輪駆動だ。神奈川県や大阪府などで使われているルノー製の小型ノンステップバスは、このマスターがベース。こちらにも日産版はあって、インタースターという名前で販売されている。



マスターとデザインが似ているが、こちらは後輪駆動のトラックで、名前はマスコット。エンジンは2.8dCiのみになる。ルノーは乗用車とLCVを担当するルノーとは別に、中/大型トラックを担当するルノー・トラックという会社がある。日産と日産ディーゼルの関係に近いかもしれない。ディーラーも別だが、マスターとこのマスコット(ルノーではマスター・プロパルションと呼ばれる)は両方で売られている。



これはルノー・トラックの最大のモデル、マグナム。写真では大きさが分かりにくいかもしれないが、タイヤの径が大人の背の高さと同じぐらいという超大型だ。ちなみにルノー・トラックは現在はボルボ・グループに属していて、その中には映画「コンボイ」で有名になったアメリカの大型トラックメーカー、マックも含まれている。ただしボルボの乗用車部門ボルボ・カーズはフォード・グループ。このへんの関係はちょっとややこしい。
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