フランス/フランスの通貨・物価・予算・両替

フランスの食費、レストラン・マルシェの予算

フランス旅行で最もかさむのが外食費。日本の1.5~2倍と考えて下さい。テイクアウトやお惣菜も高いです。逆にマルシェやスーパーで買う食材や冷凍食品は格安です。

野口 裕子

執筆者:野口 裕子

フランスガイド

外食は高く、食材は安いフランスの食費  

リーズナブルなビストロでもそれなりの値段がする

リーズナブルなビストロでもそれなりの値段がする

フランスの外食費は、日本と比べるとかなり高いというのが実情です。パリの外食費をパリのサイト内で「パリの物価」でご紹介していますが、パリを基準に考えると、フランス国内で最も物価の高いパリとコートダジュール地方以外は、外食費は平均的に2~3割程安くなります。ただし、星付きなどの高級レストランに関しては、地方色の強い独自の料理を打ち出しているそれぞれのお店のプライドやクオリティが高いこともあり、あまりパリと地方との差はないようです。

テイクアウトも注意を!

連日のレストランでは疲れてしまうので、たまにはテイクアウトを……と街のお惣菜屋さんを利用する際も要注意。並べられたもの全てが美味しそうに見えてしまい、あれもこれもと頼んでいるうちにレストランより高くついてしまうこともありがち……なのですが、それはお惣菜屋さんのシステムに原因があります。お惣菜というのは、大抵がキログラムあたりの値段表示となっているので、実際頼んだ量がいくらになるかはお会計までわからないというワナがあるから。1個いくらで売っているパンやサンドイッチと違い、値段が読めず意外と高くつく、ということを覚えておいて下さい。

節約するなら自炊という手も!

以外と使えるフランスの冷凍食品

意外と使えるフランスの冷凍食品

逆にレストランやテイクアウトに比べ、食材は安い!という自炊派には優しいフランス。本格的な料理でないにしても、パンとサラダ、パスタなどの簡単なものならかなり安上がりになるはずです。

その他是非オススメしたいのが、フランスのフルーツ。マルシェやスーパーでは、その時の旬のフルーツが安く売られていて、しかも美味しい。メロン(安い時で1個1ユーロ)や桃(安い時で1キロ5個程度で2.5ユーロ)など、日本でそれなりに美味しいものを買おうとするとかなり高くなってしまうものでも、非常にリーズナブルに食べられます。

意外とおすすめなのは、街の至るところにある「picard」という冷凍食品専門のお店。温めるだけの一人分の簡単なフレンチメニューもあり、2ユーロ~とかなりお得。デザートも、ケーキやエクレアなど、1人分のものもかなり充実していて、味もなかなかです。ただし冷凍なので、レンジがあるアパート滞在か、ホテルの人に頼める勇気のある人限定ですが……。

【参考サイト】
※1ユーロ=約110円(2010年8月20日現在)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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