海外旅行保険/海外旅行保険の基礎を学ぼう

海外旅行保険は治療費用や救援者費用がポイント

海外旅行保険にはさまざま補償がありますが、重要なのが疾病や障害の治療費用や救援者費用です。高額な死亡補償に気が向きがちですが、惑わされてはいけません。海外旅行保険の治療費用・救援者費用のポイントについて解説します。

この記事の担当ガイド

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
海外旅行保険で治療費用と救援費用は重要

海外旅行保険で治療費用と救援者費用は重要

海外旅行では旅行先でさまざまな病気や事故、トラブルが考えられます。普段健康な人でも水や食事が合わない、気候の変化、時差や疲れなどで体調が崩れやすい条件が揃っています。

また渡航先の治安や個別の現地事情などで犯罪やトラブルなどに巻き込まれることもあります。言葉違いよるコミュニケーション不足や現地の医療事情なども考慮すると海外旅行保険の加入は考えておきたいところです。

今回は特に重視したい海外旅行保険の治療費用・救援者費用について解説します。

海外旅行保険は高額な死亡補償に目が向きがち

保険はクレジットカード付帯の海外旅行保険のみで問題ないと考える人も多いでしょう。よく「海外旅行保険1億円の補償」がクレジットカードについているなどという広告をみたことがあると思います。

「1億円の補償」といっても、具体的に何が補償されるのか考えたことはあるでしょうか。補償といっても死亡補償や医療費、カメラなどの携行品、相手に対する損害賠償まで海外旅行保険の補償は多岐に渡ります。

1億円というのはたいてい死亡補償です。それも傷害による死亡補償が一般的です。生命保険に加入している人も多いと思いますが、死亡補償1億円も契約している人の方が少ないはずです。

決して不要とは言いませんが、そう考えると優先順位は高額な死亡補償ではないはずです。海外旅行保険に加入する際に必要以上に手厚い補償をつけて保険料負担を増やすべきではありませんが、重視すべき補償や注意すべき点などは確認しておきましょう。

海外旅行保険で重視すべきは治療費用・救援者費用

海外旅行中に死亡したり、重傷・重病を負ったりした場合、遺体の搬送や病人の移送が必要になることがあります。また日本国内のように健康保険証を提示して窓口では3割負担というわけにはいきませんので医療費は基本は全額自費です。

入院や手術が伴うと国によっては数十万~数百万円単位の医療費が請求されることもあります。他の補償を無視していいわけではありませんが、病気や怪我の際の治療費用、救援者費用については充分な補償を考えておいてください。

日本国内で病院にかかるのと同じ感覚でいると金銭的に痛い目に遭います。もちろん国によって医療事情は違いますから事前に現地の医療事情や治安など個別の状況は確認しておく必要があります。巻末の関連リンクを利用して現地事情の情報収集をしておきましょう。

クレジットカード付帯の海外旅行保険と治療費用・救援者費用

クレジットカード付帯の海外旅行保険ですが、通常は「自動付帯」と「利用付帯」されるものがあります。自動付帯はその通り自動的に適用されるもの、利用付帯は旅行代金などをそのカードで決済などしないと海外旅行保険が適用とならないものです。まずはこの点を覚えておいてください。

海外旅行保険における治療費用・救援者費用は全体に占める保険料は高めです。それだけリスクが高い補償とも言えますが、これを無料で付帯しているということについても改めて考えてみましょう。

クレジットカード付帯の海外旅行保険はあくまでサービスの一環です。この補償を手厚くサービスするのは提供する方もそれなりに大変です。

例えばダイナースカード。ここに付帯されている治療費用・救援者費用は300万円です。このカードの年会費は2万2000円ですが、他のゴールドカードや一般カード、無料カードと比較して考えるとどのくらいの補償があるか想像がつくでしょう。

医療費もケースバイケースではありますが、治療費用・救援者費用は1000万円くらいはあった方が安心です。理由は前述のように入院・手術が必要な状況になったり、移送など多額なお金がかかるためです。最近は無制限のプランも設計できるものが増えています。

クレジットカードの付帯の保険に、専用の上乗せ(不足する分をプラス)プランもあるのでカード付帯の海外旅行保険を利用する人は検討してみるといいでしょう。現地で病気や怪我をした際、精神的な不安だけでなく経済的な負担まで抱え込まずに済むようにプランを考えておいてください。

■関連サイト
外務省 世界の医療事情

この記事を読んで良かったですか?

良かった

4

更新日:2015年06月15日

(公開日:2005年04月25日)

あわせて読みたい